4K 服部農園あじさい屋敷
6月も早やいもので、月末を迎えようとしています。梅雨の候も今が盛りかな?「紫陽草や帷子時の薄浅黄」=芭蕉と詠んでいますが、帷子とは夏の衣装で、その淡い青を花の色と重ねて、移ろう季節を切り取る芭蕉さんの美意識には恐れ入りますが、我々一般人には早く梅雨明けを望んでいます。 梅雨の晴れ間の暑さには今、マスク着用は苦痛かもしれませんが、 早くコロナ騒動も終焉を迎えたいものですね。
「あじさいの藍のつゆけき花ありぬぬばたまの夜あかねさす昼」佐藤佐太郎 新緑から紺碧の夏空へ、移りゆく季節の境目を彩るのもアジサイの瑞瑞しい青ですね。この時期、遠出しなくても道端で、そっと開いたアジサイに出会えたらうれしいと思う今日この頃でした。