昨日は古典の会でした。徒然草110段「双六の上手」は大変勉強になりました。兼好さんが、ある双六の名人に勝つためのコツを尋ねると名人は「勝とうと思って打ってはいけない。負けないように打つことだ、たとえ一目でも遅く負けるような手を選ぶことが大切だ」と語った。
なるほどだぁ~
勝負ごとではいかにして平常心を維持できるかが最大のポイントになります。よく、攻撃は最大の防御なりといいますが、これは相手の平常心の攪乱を狙った戦法であって、自分の平常心がゆらいでは元も子もありません。
そう言えば、今年の巨人軍は優勝を目前にしての連敗中とは、まさに選手たち、平常心が揺らいでるのでしょうね。