茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

【べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜】早くも田沼意次に直談判!!絶対あり得ない!の声、多数あり!果たしてどうなのか?

2025年01月07日 | Weblog

【本当に賄賂政治家?】最新研究でわかった田沼意次の実像【べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜】

NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」も初回が放送されましたが早くも時の老中田沼意次が登場、蔦重が直談判のシーンに視聴者より時の権力者に直接会うことは不可能でしょうとの声が上がりました。確かに今の総理大臣にアポなしで直接会うことなどできませんね。田沼意次といえば賄賂政治家のイメージが強いですが・・・意次は老中職に就いたときは悪化する幕府財政の立て直しが課題でした。享保改革の重農主義を修正し商業資本を積極的に活用する重商主義に転換することでした。そのため「株仲間の公認」「南鐐二朱銀の発行」「長崎貿易」「幕府直営の座の新設」」などの政策など実行し、農業主義よりも商業主義に大転換を実施、積極的な殖産専売、積極外交や北方政策など日本全体を俯瞰し業界を編成して日本型社会を確立した点では評価されております。有名な狂歌が登場します。松平定信が登場した際は

「田や沼や汚れた御世を改めて清ちに住める白河の水」

「白河の清きに魚も棲みかねて元の田沼のにごり恋しき」

汚れた田沼と清らかな?定信が対照的に詠まれています。田沼時代が恋しき時代でした。

 

 

 

 

 

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