壮大なアルプスのダウンヒルが大好きでこの大会に毎年出ている参加者も多いと思われるぐらい、ガリビエ峠からラルプデュエズの麓の町「ブルドゥワザン(Bourg d'oisans)」までは、45キロの道のりで約2,000ｍの下りが楽しめます！
しかし、今回は雨・風ともに強く、凍える手で、時には３本の指でレバーを引きながら慎重に下りました。ここにはガードレールはなく、もし前輪がパンクでもしたら谷底へ・・・。実際、ツール・ド・フランスで命を落とした選手もいます。
そして、落車したのか路上に倒れて動かない参加者が・・・・皆、フルブレーキングで急停止。やがて救急車が到着。大事に至らぬことを祈るばかりです。
約６００ｍ下ったところにロゥタレ(Col du Lautaret)峠があり、とりあえずここで小休止。ここには、レストランや土産物屋、資料館、ハイキング道もあって、ちょっと寄り道をするには良いところですが、さすがに今日はそこまでは余裕がありません。（翌日、ドライブがてら再度訪れてみました。）
ここからは国道を走ることになりますが、車の通行量が多いわりに道幅が狭く、路面は荒れていて、かつ暗いトンネルも多いので注意が必要です。前後のライトもここだけのために装備しました。
そして、運の悪いことに本格的なにわか雨が降り出して、身体が急激に冷え込み、ガリビエ峠に登る途中の給水所でもらった沢の水のせいもあり、ちょっとお腹があやしくなってきました。。
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