アルプスの山々は、隆起したところに氷河の浸食によって作られた急峻な地形となっているため、どこの峠に行っても、まず登り始めが急坂になっているところが多いです。
ガリビエ峠に登る前にまず越さなければならないテレグラフ峠(1級カテゴリー)は、標高1,570mで麓からの標高差は約900m。ちょうど筑波の不動峠の3倍ぐらいに当たります。
「ラ・マーモット」のコース上、気分的に一番苦しいのがこのテレグラフ峠の上りで、視界があまり開けない中で、つづら折りの道をひたすら登って標高を稼ぐしかありません。(左の写真のところだけは少し視界が開けたので、思わずカメラを取り出しました!)
峠に着くとちょうどお腹が空くころで、ここにあるレストランで食事をしてしまう人もたくさん見かけましたが、パワーバーを食べてすぐ出発。
ただ、少し脚が重たくなってきたので、ここからのガリビエ峠越えに備え、クエン酸+BCAAの粉末を給水したボトルの水に溶かし、それから、秘密兵器の「トップテン」を半分だけ飲み、あとの半分はもっとくたびれた時に備えて残しておきました。
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今日の第17ステージで走っているピレネー山岳地帯は、自転車レースに関心の高いバスク地方の人達や、隣国スペインからの人達が終結して、他の地域にない熱狂的な応援が続いています。
テレビ中継を注意深く見てみると、ツールがその日通過する地域によって、かなり応援の仕方も違ってみえてきます。
今年のツール現地観戦はパヴェ区間が設けられた第3ステージを見てきたのですが、今回はフランス国内ではなく、敢えてベルギー国境を越えた小さな町(RONGY)に行ってみました。
選手が通る4時間くらい前までは、やはり皆大好きなビールをカフェで飲みながら、静かに談笑していたぐらいだったのですが、やはり、自分たちの家の前をツールが通過するなんて滅多にないこと・・・ということで、
3時間ぐらい前になると、どこからともなくビールがケースごと運ばれてきて、沿道で待っている人達にも振る舞われ、キャラバン隊が到着してグッズをバラまき始める頃には絶好調になってました!
自分たちも日本国旗を持っていたことから珍しがられ、選手たちが通過するまでに、かなりの量飲んでしまい・・・・ました。
そして、仮装する者、お尻を見せる者たちも出始め・・・ベルギーの人達の意外な一面を見させていただきました!
でも、一瞬ですが気軽に町の仲間に入れてくださったことに感謝です!!
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DEDAゼロ100の美しいフォルムをそのままに、加工方法の簡素化などにより、大幅にプライスダウンされたステムの新製品がDEDAから発売されました!
重量も同価格帯の他メーカーに比べると断然軽く、90mmのもので実測132gです。
カラーは、ホワイト地にブラックラインと、その反対にブラック地にホワイトのラインの2色展開です。
お値段は、ホワイト地のものがマーモット会員価格で、3千円台中ごろ、ブラック地のものは2千円台後半といった感じです!
人気商品となっているので、在庫品にないサイズ違い、色違いの商品は取り寄せに時間がかかることがありますので、予めご了承ください。
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本日、カンパニョロ社による2011新製品プレゼンテーションが開催され、出席してまいりました。
既に一部の専門誌に取り上げられているとおり、2011年モデルで大きく変更される点はありませんが、以下、個人的に印象の深かった変更点を、1位から3位まで並べてみました!
1位 「スーパーレコード」のリアメカのボディがフルカーボンに!
(あらゆる方向に対して高い強度が保持される3Dモールドという技法により、複雑な形状の部分にもカーボンが使用され、ボディ全てがカーボン化されました。)
2位 「ケンタウル」、「ベローチェ」のコスト低減効果!
(シマノに比べて価格が高めな印象のカンパでしたが、安全・品質基準を落とさずにコスト低減を図るため、上位グレードとは異なった機構を開発したとのことです。→以前のブログで紹介したパワートルクやブレーキキャリパーの非スケルトン化など。)
3位 カラーリングに対応!
(「アテナ以上」のグレードのエルゴパワーに、レッド又はホワイトのラバーフード&アウターワイヤーの選択が可能になります。(お値段は少し高くなりますが))
おまけ4位 シルバーパーツの増加
(アテナのフルシルバーアルミパーツ化&ベローチェにもフルシルバーカラーが登場。毎年シルバーパーツは品薄になるので、早めのご注文を!)
※なお、当店には、現行「レコード」と「ベローチェ」の在庫がございますが、8点セットでお買い上げの方に限りかなり割引いて販売させて頂きますので、お気軽にご相談ください!
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暑い日が続いてますが、皆さんお元気ですか?
暑い季節だからこそ!自転車に乗りたくなるという方も少なからずいらっしゃるようですが、頑張り過ぎに気をつけてくださいネ!
暑い日の走行後は、翌日に疲労を残さないためにも、特にクエン酸の摂取を心がけてください!クエン酸は、乳酸などの疲労物質を分解し体内の蓄積を防いでくれます!(ミネラル分の吸収を助けてくれるので、走行中の摂取も有効です!)
それから、筋肉中に蓄積された乳酸の除去を促すために、走行後ごく軽い有酸素運動(クールダウン)を行った後、ぬるめ(38度ぐらい)のお風呂に入り、その後、写真のオイル(NAQI クールダウン)を塗って、気化熱を利用したクーリングを行うと、疲労回復にさらに効果的です!
また、ハーブ由来の精油の芳香によって、精神的なリラクゼーション効果も高まります!
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「ラ・マーモット」に最初に出場した2003年は、「グランドン峠」ではなく、すぐ隣に位置する「クロワ・ド・フェール峠」を通過したのですが、ここの下り坂は、小さなトンネルも多く、路面も荒れているため、確か翌04年からグランドン峠に変更になっています。
しかし、グランドン峠の下りも、視界はとてもいいのですが、道幅の割にスピードが出やすく、毎年、重傷者が出てしまうことから、今では、下りの区間は計測時間外となっています。それでも、サンチェス下りに憧れる人達(?)は、命知らずのスピードで下っていきます。。(危険なのでここでの写真撮影は控えました。)
特に、最近の軽量タイヤは、バーストした際の危険性を考えると、「ラ・マーモット」のような長くて急な下り坂もある山岳コースでは避けた方が絶対に無難です。自分は、今回、パンクしても空気の抜けが遅いチューブレスタイヤにして、さらにシーラント剤を入れて万全を期しました。
さて、グランドン峠を下りきると、今年のツール・ド・フランス第9ステージのゴール地点となった「サン・ジャン・ドゥ・モリエンヌ」の町に入ります。こうした小さな町では、沿道の人達の声援が励みになります。
ちなみに、ツールでは、反対側のマドレーヌ峠から下ってのゴールだったのですが、ラピエールに乗ったフランセーズ・デ・ジューのサンディ・カザール選手がこの通りで両手をあげながらゴールしました。
ここから、ガリビエ峠の入口に当たる町「サン・ミッシェル・ドゥ・モリエンヌ」までは、15キロほどゆるい登り基調の道となり、ここでは可能な限り脚を温存(回復)させることが重要で、決して集団の先頭に出ないよう、後ろの方で補給しながら走るのが完走の秘訣となります。
「サン・ミッシェル・ドゥ・モリエンヌ」では、給水ポイントが設けられていますが、明らかに水道管から直接引かれたミネラルたっぷり!の硬水の水道水。。摂りすぎはお腹にやさしくないことを十分承知しつつも、35度以上を超す猛暑の中、そんなことは言ってられませんでした。。。
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現在発売中の自転車専門月刊誌「BICYCLE21」の8月号で、「シクル・マーモット」によるナビゲーションということで、江戸川サイクリングロード界隈の紹介をさせて頂いています。(116~118頁)
バイシクル21誌は、国内レース結果を順位表を含め詳細に記述されていて、どことなく、昔の自転車競技マガジンに似た感じです。国内レース界の大御所もたくさん登場されていますので。当店の記事とともに、雑誌全体を是非ご一読ください!
先月、同誌の同行取材に協力してくださった竹ヶ花さんとバンビーノさん、どうもありがとうございました。お陰さまで、普段、通過してしまうだけの場所もよく分かるようになりました!
お二方にはご来店の際に8月号を差し上げますので、お時間がある時に是非お立ち寄りください!
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ツール・ド・フランスに関する小ネタについては前職時代に連載していたことがありましたが、今回の観戦で気づいた新しい話題をいくつか紹介します!
フランスの交差点の殆どは、馬車交通の名残でロータリー式(反時計回り)になっています。
凱旋門の大ロータリーを除けば、ロータリーを回る車が優先で、ロータリーに進入する車はその場合一旦停止する必要があります。
ロータリー式の長所は信号待ちの必要が無いことですが、しかし、一旦渋滞が始まると交通ルールが突然無くなって、少しでも隙間があれば我先に進もうとするため、さらに渋滞がひどくなることがあります。
さて、ツール・ド・フランスでは、もちろん交通規制されているので、選手たちは自由な回り方で通過することができるのですが、向かう先によっては、回る方向の違いでかなり損得が生じてしまいます。
そこで、写真のような看板を選手はよく見て、右回りにするか左回りにするか決めるのですが、でも、やっぱり、道を知っている地元の選手やしっかり下見をした選手が有利なのは言うまでもありません。
「ラ・マーモット」のようなアマチュアのレースでもロータリー箇所については交通規制してくれるので、ちょっとプロ選手になった気分で通り抜けることができます!
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目立った活躍がないと鬼のように怖くなる監督がいるチーム「フランセーズ・デ・ジュー(四つ葉がトレードマーク)」の今期は、若手選手が多いこともあってちょっと成績不振・・・
そんな中、第9ステージで中堅フランス人選手のサンディ・カザールが優勝したり、他のステージでも同チームの一人が逃げ集団に入るなど、供給を受けているバイク「ラピエール」も少し目立つようになってきました!
そして、シクル・マーモットでも、にわかに「ラピエール」ブームが始まりそうな予感!
強面タイプ(?)のバイクが増えている中、ちょっと繊細で華麗な雰囲気の「ラピエール」は、他メーカーとどことなく違う存在です。
今日、ラピエールアウダシオのオーナーになられたH様は、まずは近場を、時には通勤にも、そのうちツーリングに!と考えられていて、決め手はまず落ち着いたシルバーのカラーリング、そしてフロントトリプルで、どのようなコースにも対応できる乗り易さからお選びいただきました。
ツール・ドフランスLAPIERREキャンペーンで付属予定のサイコンが間に合わず申し訳ありません。届きましたらすぐお付けしますので、もう少しお待ちください!
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佐渡ロングライドでもお世話になりましたが、国内外のレースイベントなどで活躍している、黄色いMAVICのサポートカーは格好いいし、大変有難い存在ですよね!
MAVICのニュートラルサポートの歴史は長く、ツール・ド・フランスでは1973年から始まったとのことです。
サポートカーの1台は逃げ集団に付き添い、もう1台はメイン集団の後ろの車列で待機し、チームカーのアシストが得られない選手のホイール交換を行っているようです。シマノ、カンパ両方に即応できるよう、チーム毎、選手毎に使用しているパーツをよくチェックしているとのことです。
黄色いフレームの自転車もサポートカーの上に積まれて用意されていますが、でも、実際にその自転車に乗った選手を見たことはありません。(※写真は模型です!)
当店もMAVICのテクニカルショップとして、MAVICホイールの販売・修理、スモールパーツの取り扱いを積極的に行っていますが、さらに、近い将来MAVICプレミアムショップとなれるよう日々勉強を続けているところです!
リクイガスチームが使用している、「コスミックカーボン」、「R-sys」をはじめ、「キシリウムシリーズ」、「アクシウム」など展示在庫もございますので、お値段を含め何でもお気軽にご相談ください!
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毎日、J-SPORTSのツール中継を見ながら、その日の優勝者などを当てて賞品がもらえるクイズに応募しているものの、なかなか賞品をゲットするに至らず(今年で3年目なのに。。)
でも、昨日のヴィノクロフ選手のステージ優勝を当てて、正解者はわずかに四十数名しかいないとのことで、今度こそは当たるかも!・・・・とすごく期待していたのに、抽選で漏れてしまいました。。気を取り直して、今日からまた再挑戦です!
ツール・ド・フランスは今日からまさに山場のピレネーの山岳地帯に入ります。ピレネーはアルプスのような雪渓がないのでちょっと荒々しい雰囲気が漂いますが、放牧している農場も多くのどかな田園地帯でもあります。
現在、マイヨジョンヌを着ている(総合1位)のは、チーム・サクソバンクのアンディ・シュレック選手。偶然、第3ステージ観戦の際に兄弟揃ってうまく撮れたのですが、落車リタイアした兄さん(後方)のためにも、頑張ってもらいたいところです!
そんな話題に絡めて商品紹介を!プロロゴが限定発売したシュレック兄弟モデルですが、もう、新品はかなり希少となっていると思われますが、当店にはまだ一つあります!シュレック兄弟ファンの方、是非お早めに!
ブルドゥオワザンを出発してしばらく(約10km)はほぼ平坦なので、ここはみんな軽いアップのつもりで、回転数を上げてくるくる回します。
そして、6月に行われたばかりのプロツアーレース(ドーフィネ1周レース)にも使われた超級カテゴリーのグランドン峠(1,924m)にまず挑みます。
はじめのうちはアップダウンもあって脚を休める場所もあるのですが、そのうち登り一辺倒に。中腹くらいまで登ると、もったいない感じで一旦長い下りがあり、再び登り始めるあたりから、アルプスらしい美しい山岳地帯の景色となり、苦しいながらも何となく心が穏やかになります!
登りの途中で、ベルギー人に声をかけられ、彼は初めての挑戦ながら1月からこのレースのために6000キロの練習を積んできたとのことです。ただ、国内に山がないため、「坂」で練習したと言ってました。
写真は、峠に付いてから修理して動くようになったカメラで撮った写真です。ここで、早速、パワーバーを1本補給し、水も満タンにしておきました。
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フレームに引き続き、BOMAのカーボンホイールのニューモデル(TH-10C)を紹介します!
リムハイトは38mmの中間的な高さで、横風を気にすることなく、扁平スポークの効果と合わせ、中~高速時の高いエアロ効果が期待できます!(重量:1,270g)
ブレーキシューの当たり面は、耐熱・耐摩耗に優れた補強材をカーボンシートに含浸させているとのことで、表面だけに付着させているものより、高い強度が得られているとのことです。カーボン用ブレーキシューも付属しています。
ハブは、本ブログでも高く評価しているNOVATEC社製のものが採用されています。回転性能の良さは実際に触って頂ければと思いますが、同社製のものであれば、シールドベアリング、フリーハブボディなどの補修パーツの入手も簡単にできますので、長期間のご使用にも安心です。
ルックス面では、カーボンリムの表面が、これからの化粧カーボンのはやりになりそうなマーブル状マット仕上げで、とてもきれいです!そして、ハブとスポークが最新のゴールド仕上げとなって、とにかく一見の価値大ですので、是非、展示販売している当店にお越しください!!
他のラインナップなどもお取り寄せいたしますので、下記のメーカーHPをご覧ください。価格(定価)もこちらのHPに掲載されていますが、当店では、マーモット会員価格でたいへんお求めやすくなっています!
http://www.bomabike.com/products/wheel.html
「ラ・マーモット」の集合&スタート地点は、ラルプデュエズの麓の「ブルドゥワザン」という町ですが、小さな町なのでここに前泊できる人数はわずかで、多くの参加者はラルプデュエズに泊まり、スタート時間に間に合うようにラルプデュエズの急坂を下る必要があります。
スタートはゼッケン番号順に3つの時間帯に区切られ(7:00、7:20、7:50)、自分は殆ど最後の方の番号だったので最後尾近くからのスタートとなりました。そのお陰で、いつもよりゆっくり朝食を摂ることができました。
例年は、ラルプデュエズからの下りで体が冷え込んでしまうのですが、今年は全然寒くなく、かなり日中の温度が高くなるのではないかとちょっと不安に。。。
スタートラインでは、地元の方々の演奏と暖かい声援を受けて、みな意気揚々と出発!しかし、このシーンを走りながら撮ろうとしたところでカメラが故障・・・写真撮影モードに切り変わらず・・・
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