CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

メンテナンス講習会

2011-03-13 12:37:03 | 自転車

 昨日近くのバイクショップが開催したメンテナンス講習会に参加して来ました。チューブ交換を中心にした初心者向けの講習会でしたが、今月末にロードレーサーを始めて手にする者として、新鮮な驚きが沢山ありました。
 チューブ交換の実習では個々にホールが配られました。私に配られたホイールはMAVICのR-Sysの前輪。手にした瞬間に『あぁ~軽い』と内心で唸ってしまいました。帰宅してすぐにネットで調べてみたところ、重量は何と590g。今のWH-T565のフロントホイールが1129gですから何と半分の重さではありませんか・・・Mavic_rsys01
 MAVICといえばロードレース界のオフィシャル・ホイールとも言うべき存在で、MAVICカーと呼ばれるニュートラルカーの存在を知らないロードレース・ファンはいないと思います。カーボン製スポークを使用したこのホイールでのチューブ交換には相当神経を使いました。リム幅が狭いため、タイヤレバーが上手くビードに引っかかってくれないのです。自前のタイヤレバーを持参したのは私だけで、どうやらロードレーサーにはもう少し先端部分の薄いものが必要だということを実感させられました。
 タイヤレバーでタイヤをリムの外側に引き出せれば、後は比較的楽にタイヤを外しチューブを引き出すことができました。ただ、スポークがカーボンなので相当に気を使ったことは確かです。引き出したチューブには18-23と記載があり相当に細いものでした。チューブを戻す際はチューブに空気を入れ、ある程度膨らませてから入れると捩れが防止できるそうです。またチューブはポンプを使わなくても口で風船のように膨らませることができることも知りました。
 チューブが円形になる程度に膨らませた後タイヤの中に収め、再びタイヤをリムにはめ込みます。バルブの反対側から左右均等にはめ込んで行くのですが、最後の難関がバルブの部分のタイヤのはめ込みでした。バルブを指で押し込みながら手のひらで最後のはめ込みをする訳ですが、これがなかなか上手く行きません。額から汗を滴らせ悪戦苦闘の末になんとか終了。ただ、この間に与えられたラテックス製のゴム手袋を2セットダメにしてしまいました・・・
 後は携帯用ポンプで空気を入れるだけ、と思いきやこれが意外と大変なことに気が付きました。スタンド式のポンプと違い、携帯ポンプは小型のため思った以上に空気が入り難いのです。ましてや慣れないカーボンスポークに気を使いながらですから尚更です。なんとか走行可能な空気圧にするのに再び汗だくに・・・携帯ポンプはサドルバッグに収納できる小型のものをと考えていたのですが、考え方を改めなくてはいけないかもしれません。これも新鮮な発見となりました。まぁ、仏式バルブ用のアダプターを携帯していれば通常の空気入れがある場所まで辿りつければ解決することではあるのですが・・・
Supersix3ultegra_blu01  チューブ交換の後は前後輪の脱着の講習です。TCR2では輪行を考えているので、特に後輪の脱着では思わず身を乗り出してしまいました。ちなみに講習に使用されたバイクはCannondaleのSUPERSIX3 ULTEGRAでした。装着されているホイールはMAVICのAKSIUMでした。AKSIUMはMAVICの定番ホールではありますが、重量は1795gと比較的ある方で30万円を超える中級車に付けるホイールとしては物足りなさを感じました。まぁオープン価格で3万円前後で販売されているホイールとしては良いものでTCR2に装着するするなら何の問題もないのですが、Sysを一度手にしてしまうとどうしても重たいのは問題と思ってしまうのです。
 ただ、コンポのULTEGRAとフィジークのサドルはいいなぁと感じました。2台体勢も視野に入れてFULL URTEGRA化を思いとどまりかけていたのですが、見た感じだけでも105とは随分違う為、究極のTCR2を作り上げるのも悪くないかなぁと思っているところです。

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