告知賛否議論は最も家族を傷つける?
「主人が病気の間どれほど告知で悩んだか。
いっそ主人が感ずいてくれたら、どんなに気分的に楽になるだろうかと何度も思いまし た。
今でも告知しなかったことを後悔している面と、
それで良かったのだと慰めている面と、両方です。」
「告知とは単に病名だけのことではないと思います。
私どもの場合、本人は病名は知っておりましたが、
再発手術の段階で、その後の見通しや、経過について必ずしも事実を告げられませんで した。
最後の入院の際も、本人は手術に成功し、後遺症治療のためと信じて、
再起の希望を持ち、回復後のプランを心に描いておりました。
医師の賛成は得られませんでしたが、
もっと本当のことを知らせるべきではなかったか、という悔いと、
これで良かったのかもしれない、という思いの間に、
今も引き裂かれるような心境でおります。」
つづく
「主人が病気の間どれほど告知で悩んだか。
いっそ主人が感ずいてくれたら、どんなに気分的に楽になるだろうかと何度も思いまし た。
今でも告知しなかったことを後悔している面と、
それで良かったのだと慰めている面と、両方です。」
「告知とは単に病名だけのことではないと思います。
私どもの場合、本人は病名は知っておりましたが、
再発手術の段階で、その後の見通しや、経過について必ずしも事実を告げられませんで した。
最後の入院の際も、本人は手術に成功し、後遺症治療のためと信じて、
再起の希望を持ち、回復後のプランを心に描いておりました。
医師の賛成は得られませんでしたが、
もっと本当のことを知らせるべきではなかったか、という悔いと、
これで良かったのかもしれない、という思いの間に、
今も引き裂かれるような心境でおります。」
つづく