自由帳~子供の心で~

南保大樹が日々思ったことや稽古状況など、舞台創りを綴ります。

時代劇には…

2009年07月08日 | 
和歌山県岩出にての公演は、まず、昼間は打田中学校全学年の生徒さんが鑑賞。

冒頭、客席の照明が落ち暗転になるだけで大騒ぎ。

まあ中学生はこんなものだ。

最初は少しざわついていたが、それだけで、後は集中して聞き入っているのがわかる。

中学生ということで普段よりも分かりやすく、それでいて押し付けずにを心掛けた。

そういうのが出来るのが朗読劇の強みだ。

内容が解れば当然興味深い話しだから、本当に良く聴いてくれた。

彼らは平成の8、9、10ぐらいの生まれ。

昭和初期の戦争なんて感覚的には時代劇だろう。

彼らの戦争って何をいうのだろうか?

湾岸戦争もしは9・11か?

しかしついこの前、64年前に日本がとんでもない戦争をしていたんだということを知ってほしい…
あと十数年もすればあの戦争は、我々の感覚でいう江戸時代の出来事になってしまうだろう。
そうなるとまた歴史は繰り返されるような気がする…

そんな思いを抱きながら演じた。

終演後、学校の先生が
「うちの生徒やるやん」
「集中して観よってたな」
と感心してた。

なんだか笑える。

そして良かった。


夜は一般のお客様。

劇場の客席数(406席)を大きく上回る来場だったそうで、超満員!

もうあとは観客と一緒に創るだけ。

とても良い空間、時間を共有できたと思う。

美味しいお酒いただきました。

なんでやねん…

2009年07月08日 | 
なんと部屋にはベッドが3つ!

なんで?(笑)

もちろん一人一部屋。

ま、いっか…

ホテルは温泉付きで、夜ご飯がてら飲みに行った後、ゆっくり浸かりやした。

はぁ~リラックス。

さて明日は2ステージだ。

はよねまーす。