MKママと親爺の『四季つれづれ』

古希を迎た田舎おやじがMKママ(家内)と孫とワンコで綴る気まぐれ日記。

国勢調査に思うこと。

2015-09-15 00:33:36 | 日記
今回の国勢調査からインターネット回答ができるようになった。田舎親爺のガラケー世代でも簡単で10分程度で済むという。忙しい人にとっては有難いことだろう。

パソコンからでもスマホでもOKなので、田舎親爺はタブレットで回答。回答は意外と簡単だった。これなら煩わしさもなくペーパーレスでいい。
回答データは厳重に守られますとのこと、ここは信じておくことにしよう。



総務省統計局の国勢調査キャンペーンを見てみた。国勢調査2015SPECIALMOVIESはキャストに高田純次、織田信成、藤原紀香 、センサスくん を使ってなかなか親しみやすい動画。お硬いお役所仕事のイメージは無い。

ところで総務省統計局はどんな調査・統計データを国民に提供しているのか、改めて見てみた。
国勢調査を始め20の調査・統計が公開されている。中でも田舎親爺に興味深いのが、社会生活基本調査だった。

3年前の古い話になるが、老後の生き方の参考になるので興味深く読んで見た。統計トピックスNO63平成24年9月16日総務省発表・・・統計から見た我が国の高齢者(65歳以上)。データから読み取れる高齢者の姿と言うことだ。この中で高齢者の暮らしの項目がある。


ちょっとさみしい話になるが、高齢者の有配偶のデータがある。高齢者の有配偶の割合は、男性81.8%、女性49.6%だと言う。高齢者の有配偶の割合の推移はおおむね上昇しているが、上記の数字は平成22年のもの。平成22年の高齢者の有配偶の割合を年齢5歳階級別にみると、男性は65-69歳の83.9%から年齢が上がるにつれておおむね低下しており、85歳以上で65.2%となる。女性は65-69歳で71.8%85歳以上では11.9%と、男性に比べ年齢が下がるにつれて低下幅が大きく、85歳以上では、死別の割合が8割を越えると言う。この表で見る限りまあまあ、夫婦が共に揃っていられるのは69歳位まで、その後の確率はどんどん低下するということなのか。田舎親爺の中・長期老後計画、見直す必要ありかな?(笑)が聞こえる。笑い事ではありません!まあ、老後普段はお互い干渉せずに生きるとしても、夫婦としての締め括りにふさわしい「最終章」にしたいとの思いは田舎親爺だけなのか・・・



次にデータから見る高齢者の生活の変化。
平成23年に何らかの「学習・自己啓発・訓練」を行った高齢者は718万1千人、高齢者に占める割合(行動者率)は26%。平成18年と比べると特に70-74歳では、8.0%上昇したと言う。特に「パソコンなどの情報処理」が3ポイント上昇、もっとも上昇したと言う。





今どきの高齢者はパソコン、スマホ、タブレットでインターネット生活を満喫していると言う。なんと65歳以上の方の7割がインターネット利用者との説もある。高齢者がネットを使う目的は趣味、娯楽、コミュニケーションの為。地域でのコミュニケーションや活動のために活用する事が多いと言う。また、子供、孫とのコミュニケーション、オンライン取引などの財テクに活用するなど、充実したネットライフを送っているようだ。



高齢者の健康作り~高齢者の健康への意識の高まりの変化がある。
平成23年と平成18年比較で、平成23年にスポーツを行った高齢者は1419万9千人で行動率は51.4%。平成18年比較では、4.8%上昇。70-74歳では7.9%上昇したと言う。特にウオーキング・軽い体操が4.4%上昇している。日常、高齢者が散歩等の軽い体操で健康維持に注意していると言うことの表れ。






高齢者の娯楽にも変化がある。平成23年に何らかの趣味、娯楽を行った高齢者は1991万2千人、行動率は72.1%。平成18年と比べると3.4%上昇。75歳以上では5,0%上昇。特に種類別行動率で映画鑑賞が1.6ポイント上昇。最も上昇している。多くの映画館が実施しているシニア割引サービスにより映画館に足を運んで映画鑑賞を行う習慣を持つ人が増え高齢者余暇の過ごし方が変化したと言うことになる。





2025年には団塊の世代が後期高齢者になると言う超高齢化社会、2025年問題。どう立ち向かっていくのか。毎日サンデーなんて浮かれてはいられない。
平成22年の国勢調査に比較して、高齢者の生活変化はどうなんだろう?国の施策は高齢者の生活に更に逆風となるのか?国勢調査、昔のように夢を語れる調査ではなくなった。そうは言っても、老後はこれまでできなかた夢を実現したい。万人の思いだろう。老後の生活の変化を捉えながら、先を見据えて、今をしっかり楽しもう。


コメント (2)
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