ダンボールるんるんブログ

ダンボールに関する情報ブログです!

防災を学ぶ場には、ダンボールがあります

2024-07-23 11:31:09 | ダンボール
日本の梅雨が、「しとしと、じめじめ」から
「豪雨または猛暑」へと変わってしまっています。

豪雨による水害や、
猛暑による熱中症患者数の増加のニュースを見るたび、
災害は決して他人ごとではなく、
すぐそこにある日常になりつつあると感じざるをえません。

避難所となることが多い学校では、
今の時期になると防災訓練を行うことが多いようです。

富山県富山市にある呉羽小学校では、
今年に入って4度目となる防災訓練が行われました。

校舎で火災や地震が発生したことを想定した
避難訓練はよく知られていますが、
防災訓練では、いったいどのようなことが
行われているのでしょうか。

呉羽小学校の場合、防災訓練を企画しているのは、
市内にあるパッケージメーカーのサクラパックスなのだそうです。
その目的は、長期にわたって滞在することになる避難所で、
快適な生活を実現することにあるようです。

富山県は石川県と接しており、
実際の災害と現場の状況から学ぶことは、
まだまだたくさんあります。

そして、ここからが防災訓練のメインともいえる部分で、
児童全員がダンボールベッドとパーテーションづくりに挑戦したそうです。

防災の現場には、ダンボールがある!
なんとも、心強いことですね。

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ゆるキャラとの期間限定ダンボールが登場

2024-06-25 12:16:40 | ダンボール
ダンボールに自社ロゴを印刷することは珍しくなくなっていますが、
それが期間限定となると、ちょっと勝手が違ってくる気がします。

そんなダンボールが登場した企業とは、
皆さんも一度は聞いたことがある有名企業、
「CO・OP共済」(以下、コープ共済)です。

コープ共済は、今年で事業を開始した1984年から40年目を迎えます。

これを記念して、「くらしと生協」にて使用されるダンボールに、
ゆるキャラのコーすけが印刷されたデザインのものが登場するのです。

コーすけといえば、2013年に行われたゆるキャラグランプリの
企業・その他ランキングで、1位を獲得した実績を持つ
キャラクターでもあります。

そんなコーすけが印刷されたダンボールには、
「いいもの、いっしょにくらしと生協」の文字が入り、
上蓋を開けた際に見える中蓋には、
40thの文字とコーすけの顔が、スタンプデザインで印字されています。

配布予定数は、約180万個。
期間は、2024年6月3日から2025年3月20日までです。

また、ダンボールだけでなく宅配袋も期間限定デザインの対象となっています。
宅配袋は60、80サイズと靴袋が該当しており、
その数は約270万個を予定しているそうです。

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ダンボール製インスタントハウスで防災訓練

2024-05-27 11:52:23 | ダンボール
能登半島の地震発生から、早くも半年を迎えようとする中、
近隣地域では、防災の見直しが続けられているようです。

先月11日、新潟県上越市にて、
職員を対象とした災害時訓練が行われました。

災害が発生した際にとるべき行動の確認はもちろん、
備蓄品や発電機の使い方などの確認も行われました。

なかでも特筆すべきは、
ダンボール製インスタントハウスの組立練習です。

このインスタントハウスは、
名古屋大学の北川啓介教授によって開発されたもので、
軽量かつ組立時間がかなり短いことでも注目されています。

避難所におけるダンボール製品といえば、
ダンボールベッドを中心に考えがちですが、
昨今ではプライバシーの尊重という観点から、
パーテーションの需要も高まってきています。

インスタントハウスは、15分ほどで組み立てることができるため、
高齢者や乳幼児のいる被災者に優先的に使ってもらうのが、
理想的な活用方法だと思います。

しかし、上越市に備蓄されているインスタントハウスは、
105棟しかないそうです。

人口が減ってきているとはいえ、備蓄数としては少ないほうです。

災害が発生したとき、
建物や道路の状況を含めての行動計画を
常日頃から考えておく必要がありそうです。
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ダンボールに半導体の技術?

2024-04-23 13:26:38 | ダンボール
耐水性のダンボールというと、
コーティング加工をされているものを思い浮かべるでしょう。

しかし耐水性を高めたダンボールの弱点として、
プラスティック素材がコート材に含まれている場合、
リサイクルが難しくなるそうです。

この問題を解決しようと開発されたのが、
東京都千代田区に本社を構える信越化学工業が開発した
Sicle(サイクル)というコーティング材です。

もともとSicleは、半導体にワイヤーボンディングを行った後の、
モールディング素材として開発されたものでした。
しかし、なかなか日の目を見ることはなく、
もったいない素材となってしまっていたそうです。

ある日、塩原執行役員が参加した子供会にて
使用したダンボールが、
水にぬれてたためなくなるという場面に遭遇しました。

濡れたダンボールは、
自治体によって資材として回収されないこともあるため、
これもまたもったいない状況だといえます。

そこで、耐水性を高めつつ
リサイクルの工程を阻害することのない素材として、
シリコーンが最適であることを突き止め、
専用のコーティング材を開発することを決めたそうです。

「もったいない」から始まった環境負荷軽減素材の開発は、
今後益々発展していくでしょう。


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ダンボール授乳室 その3

2024-03-19 10:08:01 | ダンボール
2023年から3年間で全国の道の駅150駅への寄贈を目標に、
9月13日から提供が開始された「ダンボール授乳室」。

早速。利用者からの不安の声も出ています。
賛否の意見が続出したことを受けて、
11月2日に発表されたのが、改良されたダンボール授乳室です。

人々からさまざまな意見が寄せられ、
より安心して利用できるように、
この短期間で、
施錠可能な前扉がつけられました。
施錠すると空室・在室が外からわかるよう表示されます。

高さを基本の2メートルから最大50センチ伸ばせる
オプション部材が提供されました。
要望があった天井の設置は、消防法の規定などから見送られています。

すでに設置された寄贈済の7駅においても
施錠付扉とスライド式ロックバーの部材が出荷されています。

今後も、利用者側の意見によって、
どのように進化を遂げるかを左右しそうです。

設置場所についても、9月の時点でも、
寄贈先を事前に調査し、
衛生面、防犯面から問題の無い場所への設置を
お願いされていたとのことです。

が、改めて
「従業員の目につく場所など設置場所を工夫して
防犯性や安全性の強化、定期清掃や消毒などで
衛生的な環境を保つ」という方針を道の駅と共有したとのことです。

利用者の意見を聞きながらの
素早い対応が評価されています。
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