古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十九章 漂流外国物語 其の三百五十八

2017年05月15日 07時40分03秒 | 古文書の初歩

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「漂流外国物語」第百一ページ、上の七行目

解読 婦ませ候金ニ而拵候物越私ニ踏せ、夫より着用之

読み ふませ候金にて拵え候物を私に踏ませ、夫れより着用の

説明 「婦ませ候」・・・ふませ候。踏ませ候。踏ませた。 「金ニ而拵候物越」・・・金にて拵え候物を。金で拵えた物を。つまり、聖マリア像など、真鍮や銅で作った像の事。いわゆる「踏み絵」で、キリシタンでない事の証明をさせる事。 「着用之」・・・最後の「之」は見えませんが、「着用の品」と続きます。


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