白山登拝記録13
(下山)
2007年7月31日
6:35
室堂社務所の宿泊所に御礼の挨拶をし
いよいよ離山する。
たからかにほら貝の音が山に響き渡る。
社務所神官さんのご配慮。
神仏習合の霊場であった名残のよう。
修験道の峰入りの出立の雰囲気となる。
奥宮の鳥居を抜け、脱帽し、改めて一礼。
白雲の山の懐に招かれ、快晴の中に送りだされる。
6:45 五葉坂の頭で集合写真を撮り、いよいよ下山開始。
空は抜けるように晴れ渡り
日差しがなにかしら新鮮さを帯びて力強い。
北陸地方にようやく梅雨明けが宣言されたらしい。
ガスも無く、行きとはまるで別の景観。
別山の先に広がる雲海。
自分達が雲海の上の別世界に居たことを知る。
気高い山頂を見上げる。
6:52 弥陀ヶ原木道を歩く。
6:57 黒ボコ岩を通過。
7:37 南竜との分岐点に至る。
体力の差がじだいに顕著になる。
元気な先頭は見えない。
気になる2番手は少しご高齢の先輩と
診療所から奇跡の復帰を果たした2名。
ゆっくりながら、確実に歩みを進める。
ここで無理をして足を痛めれば
若手が背負って降りるしかない。
ガレ場の下り道から見上げれば
眩しい青空を背景に別山がくっきりと見える。
別山と白山の渓谷のコントラストと、自分たちの存在。
白山での充足感と下り道に軋む両足、下山の一歩一歩が惜しい。
ニッコウキスゲ、クルマユリなどお花畑ともお別れ。
7:50 甚之助小屋に至る。
ここでやっと朝食を摂る。
全員が元気。なんともありがたいこと。
室堂ではパンパンに膨れていた
補助食品のパッケージも元通り。
それだけ降下したんだと再認識。
8:18 甚之助小屋を出る。
8:55 別当覗きで小休止。
見上げた向こうの尾根を縦走する
観光新道にも下山者の隊列が見える。
9:35 中飯場に至る。
全員疲労のピークか。
しかし、息はそろっている。
すぐ近くを工事用道路が通っている。
重機の音に下界に下りてきたことを認識する。
「あともう少し・・・。」
10:30 つり橋を渡り、別当出合の鳥居に至る。
もう大丈夫。
10:40 別当出合駐車場に至る。
12名全員、事故や怪我もなく無事に下山。
山に感謝する。
これで白山登拝のすべてが終了した。
(下山)
2007年7月31日
6:35
室堂社務所の宿泊所に御礼の挨拶をし
いよいよ離山する。
たからかにほら貝の音が山に響き渡る。
社務所神官さんのご配慮。
神仏習合の霊場であった名残のよう。
修験道の峰入りの出立の雰囲気となる。
奥宮の鳥居を抜け、脱帽し、改めて一礼。
白雲の山の懐に招かれ、快晴の中に送りだされる。
6:45 五葉坂の頭で集合写真を撮り、いよいよ下山開始。
空は抜けるように晴れ渡り
日差しがなにかしら新鮮さを帯びて力強い。
北陸地方にようやく梅雨明けが宣言されたらしい。
ガスも無く、行きとはまるで別の景観。
別山の先に広がる雲海。
自分達が雲海の上の別世界に居たことを知る。
気高い山頂を見上げる。
6:52 弥陀ヶ原木道を歩く。
6:57 黒ボコ岩を通過。
7:37 南竜との分岐点に至る。
体力の差がじだいに顕著になる。
元気な先頭は見えない。
気になる2番手は少しご高齢の先輩と
診療所から奇跡の復帰を果たした2名。
ゆっくりながら、確実に歩みを進める。
ここで無理をして足を痛めれば
若手が背負って降りるしかない。
ガレ場の下り道から見上げれば
眩しい青空を背景に別山がくっきりと見える。
別山と白山の渓谷のコントラストと、自分たちの存在。
白山での充足感と下り道に軋む両足、下山の一歩一歩が惜しい。
ニッコウキスゲ、クルマユリなどお花畑ともお別れ。
7:50 甚之助小屋に至る。
ここでやっと朝食を摂る。
全員が元気。なんともありがたいこと。
室堂ではパンパンに膨れていた
補助食品のパッケージも元通り。
それだけ降下したんだと再認識。
8:18 甚之助小屋を出る。
8:55 別当覗きで小休止。
見上げた向こうの尾根を縦走する
観光新道にも下山者の隊列が見える。
9:35 中飯場に至る。
全員疲労のピークか。
しかし、息はそろっている。
すぐ近くを工事用道路が通っている。
重機の音に下界に下りてきたことを認識する。
「あともう少し・・・。」
10:30 つり橋を渡り、別当出合の鳥居に至る。
もう大丈夫。
10:40 別当出合駐車場に至る。
12名全員、事故や怪我もなく無事に下山。
山に感謝する。
これで白山登拝のすべてが終了した。