宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

宝満山シャクナゲ会

2009-06-04 | Weblog

昭和63(1988)年4月8日フクニチ新聞記事より

宝満山の自然の荒廃を憂いて社会的な活動をした団体、
そういう意味では会としての大先輩にあたる
「宝満山シャクナゲ会」。
今は亡きフクニチ新聞の主催した
「第24回社会を明るくするフクニチ社会賞」。
この昭和63年の年に「宝満山シャクナゲ会」
が受賞した記事がこれです。
写真には会を実質的に立ち上げてリードされた
稗田宗茂氏が笑顔で写っていらっしゃいます。

昭和30年代は自生のシャクナゲで山中がピンク色で
はなやかであったが、その後の盗掘で見る影もなくなり、
稗田氏が地元の有志を募って会を結成し昭和52年から
平成3年に至る間に全15回のシャクナゲの植樹を続けられました。