みいのしっぽ2016

主婦のきまぐれブログ

ぼくらが非情の大河をくだる時 新宿薔薇戦争

2023-07-13 07:54:19 | 演劇鑑賞





  先日 観劇仲間で見てきました  劇団上越ガテンボーイズ  MGP劇場

  満席でした   人気がうかがわれますね








  開演前のステージ   便器がデーンと置かれ 花がいっぱいに飾られていて 梯子や水槽がある

  なにやら不穏な雰囲気が・・・・  先回の楽屋 につづく 清水邦夫作品です

  見る方の私も少し緊張。。    意味がわかるかや~との不安





   いや・・・・オープニングから度肝。。。   公衆便所に棺桶をかついだ親子が・・・・

   1970年代の学生運動が盛んだったころ 時代背景はそれでした

   都会の亡霊のようなものや   学生運動の集団やら   大勢でてきました


   内容はわかったような  いやいや まったくわからなかった

   ただ・・・・セリフの切れの良さ   センスのよさが見ていて面白かった

   役者さんの熱演が 心に迫る   舞台の使い方が ガテンならではの 大胆な工夫


    劇中歌を歌う せつちゃんがすごく良かった   岡林信康の友よ  ばんばんのいちご白書をもう一度






    セリフに桜の木の下にはたくさんのどくろが埋まっている

    公衆便所の下にはたくさんの死体が・・・・   これって坂口安吾のパロディ?  新潟県人同士ですから?


    こころにグッとくるセリフおおかったわ     次回はメモしながら見よう


     終わった後で出演者  演出家  座長のトークショーがありました


     これを聞いて内容がおぼろげながらわかってきました    清水邦夫作品深いです

     劇の場面は ジグソーパズルのピース    ばらばらに出てくるけれども 頭の中で組み立てていけるはず

     今見ただけでは??? な事も 何回も見ることで だんだんとわかってくるはず



     言われた通り   数日後にじわじわきました   思わず清水邦夫を語ってしまい(知り合いにね)


     語りすぎた翌日  恥ずかしさがこみ上げてきた私です。。  ポ!


     次回作品に期待しつつ  大きな拍手を送ります    パチパチパチパチ

 
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楽屋   清水邦夫作品を見ました

2023-06-09 17:46:03 | 演劇鑑賞


  楽屋   流れ去るものはやがてなつかしき・・・・座長 演出のマルまるやま氏のナレーションで始まる演劇

  数年前に 違うキャスティングで高田世界館にて一度見ました

  今回は MGPでの観劇です    さて  長く行ってなかったので場所がどこなのか不安。。。




  セリアと焼肉屋さかいの裏側あたり

  友人と待ち合わせて一緒にいきました







   建物はすぐにわかりましたが  入り口が難解。。  誘導していただき無事に入場




   内容はわかっていました   お化けの話  ☜ネタバレ注意

   前回はセリフがよく聞こえなかったのと  ステージを見上げる感じなので 細かい小道具が見えなかった

   今回はMGPのステージ  後ろのほうの一段高くなった座席に陣取ったので 良く見える

   役者さんとも近い。。     面白かったわ   清水邦夫の世界に没頭しました







   役者お化けのたわ言   日々の退屈な時間をどうやって過ごそうか・・・

   化粧をして  自分がやりたかった役のセリフを言いあう 楽屋お化け

   そこに 生きている女優が入ってきて セリフの練習・・・チェーホフのかもめ

    お化けたちはうらやましくってしょうがない。。    でも所詮はお化け 手も足も出ないのね

    そして その女優の役を取ってしまいたい 新人女優が楽屋に入ってきて・・・・・

    みなさんとてもうまかった    照明の具合で映画のアップシーンを見ているよう

    最後の演技は 三人姉妹。。    ちゃんと読んでおけば良かったと 翌日図書館で本を借りました






   演劇でいつもの自分ではない 他の人間になるって どんな心持なのでしょうか・・・





    凄く良かったです    次回公演も楽しみ (次回は男性陣が頑張るそうです)

    今夜 9日は 高田世界館での上演ですよ    楽しんでくださいませ

    
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言い足りなかった

2023-03-13 14:54:38 | 演劇鑑賞


  演劇を見る前に 謎の?(笑)三人組にて 女子会。。

  春のやさんのおはぎ  高級なお菓子  のど飴にて おしゃべりできる 私たち。。

  結構な人数が行列して 席をとるために並んでいました   盛況ですね


  舞台の背景がスモークがたかれていて   風にゆらぎ さまざまな模様を描き出していました

  不思議な感覚を見させてもらい   これが30年の時間経過を表現していたのかな・・・・

  なんて考えました    思い出すといろいろと面白かったな

  ナレーターのように おばさんになった 劇団員三人組が 会話の中で現状や 過去の出来事を伝える

  これも面白かった   

   上越は演劇のレベルが高く みなさん熱心だと思いますよ

   また機会があったら シニア劇団 見に行きたいです


    今朝の辻さんブログ   (ほぼ毎日チェック)  驚き!!

    階段から落ちて大変なことになっていた辻氏

    心配ですが 不死身の辻さん   きっと大丈夫ですよ。。。


    そして 上越もだんだんとライブが行われるようです   三年間待っていた  あの男がやって来る

    そう・・・・幸せを運ぶ男    高田エージ   いいぞエージ いいぞ高田  イェーイやらなくちゃ。。

    
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シニア頑張ってますね

2023-03-13 07:54:16 | 演劇鑑賞


  演劇を見に行きました    上越文化会館にて

  シニア劇団  市民 ダンスサークルの方々  演劇をやっている他劇団からの客演

  なんだか賑やかそうで 楽しみなのですが   なにせ原作が  清水邦夫だからね  


  ちょっと覚悟も必要だね 


  清水 邦夫は、日本の劇作家、演出家。演劇企画グループ「木冬社」代表。妻は女優の松本典子。 新潟県新井市出身。新潟県立高田高等学校を経て早稲田大学第一文学部演劇科卒業。-Wikipedia

  生年月日 1936年11月17日
   出身地 新潟県新井市
   配偶者 松本典子
   学歴 早稲田大学

  あらすじ
 深夜のデパートで「ロミオとジュリエット」劇の稽古をする人々 ― 吹雪景子と「バラ戦士の会」のメンバーらである。

 太平洋戦争の直前、日本海沿岸の地方都市にあるこのデパートに少女歌劇団が結成され、ヒロイン・吹雪景子と男役・弥生俊が人気を集めていた。

 しかし、空襲のため団員の半数は死亡、あとの半数もバラバラになってしまった。弥生俊は亡くなり、景子は頭に負った傷のせいで、その後の人生を「夢のなかに」生き続けることになった。

 30数年間、景子を支えてきたのが、かつての歌劇団ファン「バラ戦士の会」の男たちである。彼等は新聞広告を出し、歌劇団を再現しようと計画していた。

  そこへ、弥生俊は生きているという連絡が入る。やがて俊と妹(理恵)が現れるが、俊は盲目となっていた…。



  内容は難解です  30年という空白をどうゆう風に埋めていくのか・・・

  有名なロミオとジュリエットのバルコニーシーン。。

  ロミオ役が何人もの人で演じられていて みていて楽しかった

  ロミオ役  往年のスターには人には言えない過去があり  姿を現した時には盲目というショッキングな場面

  でも最後は 二人で演じられて生涯を閉じたのが良かったのでは。。。   勝手に想像

   ジュリエットのように 好きな人と会うこともままならず 思い通りに生きられない女性が多かった時代背景

   一度見ただけではわからない部分も 時間を追うごとに心に迫ってきています

   ダンスの場面が良かった    舞台の見せ方も良かったと思います

   何よりも長い 長いセリフ   大変だったでしょうね   拍手です  
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STAGE D 演劇公演 [黒]

2022-12-05 08:49:26 | 演劇鑑賞


  12月3日   とってもいいお天気   ぽかぽか・・・・日向ぼっこにちょうどいい日

  気管支炎にかからなければ 4日からは東京で娘と過ごすはずだったのに。。。

  ぽっかりと週末の予定が空いてしまった    体も本調子ではないし やわやわ出かけました


   あらかわけんじ氏から 何回もメッセンジャにてお誘いを頂き どうしようか迷っていたのですが

   イベント三人組?!    のぼ氏 ぷりんさん PIRO(私)で参加してきました

  場所はワークパルの二階   ここって免許書の・・・・・・なんたら かんたら・・・・心の声



  出演者は四人    内容はサギ師 なのかな?  マネーロンダリング の話  投資とか 足を洗うとか

  セリフの内容が高度で 一瞬たりとも聞き逃せない

  ああなって こうなのか   こうだと そうなのか・・・・? わかったような わからないような

  それぞれが個性的な役で  役者さんもぴったりと役にはまっていました

  おちもよかったわ   落ちと言えるのかどうかわからないけど。。

  想像以上に良かったです   上越の演劇レベル高いわ。。。
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