高田世界館にて ネットより
「野火」「斬、」の塚本晋也監督が、終戦直後の闇市を舞台に絶望と闇を抱えながら生きる人々の姿を描いたドラマ。
焼け残った小さな居酒屋に1人で住む女は、体を売ることを斡旋され、絶望から抗うこともできずに日々をやり過ごしていた。
そんなある日、空襲で家族を失った子どもが、女の暮らす居酒屋へ食べ物を盗みに入り込む。
それ以来、子どもはそこに入り浸るようになり、女は子どもとの交流を通してほのかな光を見いだしていく。
「生きてるだけで、愛。」の趣里が主人公の女を繊細かつ大胆に演じ、片腕が動かない謎の男役で森山未來、戦争孤児役で「ラーゲリより愛を込めて」の子役・
塚尾桜雅、復員した若い兵士役で「スペシャルアクターズ」の河野宏紀が共演。2023年・第80回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品され、優れたアジア映画に贈られるNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した。
2023年製作/95分/G/日本
配給:新日本映画社
劇場公開日:2023年11月25日
朝のテレビ小説・・・ブギウギのヒロイン スズ子役の趣里が同じ時代の まったく違う生き方の女性役 興味ありました
ほかげ・・・火の影 戦争で焼け焦げた居酒屋とは名ばかりの店で そこだけしか知らない世界で暮らす女
生計は体を売ること 絶対に人を入れない奥の間には 戦死した夫と子供の遺影
ひょんなことで転がり込んできた 浮浪児と復員兵とのわずか三日間の生活 でも彼女にはそれが生涯のすべてと思われる時間だった
闇市で生きるには 悪い人か怖い人にならなければダメ それができなければ 壁に寄りかかって死を待つ
火とは戦争か? 影とは生き残った人の悲しみか?
少年は生きる力があり ある男と出会う 片手の無い不思議な男 まるで仏陀のよう
でもその男も戦争の深い闇を抱えていたんだ 薄暗い映像 寂しさと狂気と怒り
この時代の人ってよく生き残ったと思う 何を食べていたんだろうか???
子役の男の子の目のちからが凄かった 森山未來の存在感が まるで田中泯さんを彷彿とさせたわ
野火も見たし 斬 も見たし 監督の話も何回か聞いたわ
塚本監督 世界館好きなんだなあ。。。
支配人の上野くんと。。
お客さんも入っていました 盛況を祈ります