高田世界館にて ネットより
坂口安吾の『白痴』に出会った手塚眞は、平成時代の幕開けに映画化を決意。「映画化不可能」と言われながらも果敢に挑戦を続け、10年の歳月をかけて完成させました。
原作に新たなイメージを加えた斬新なストーリー、浅野忠信、草刈正雄、原田芳雄をはじめとする豪華な出演陣も魅力ですが、なにより新潟に巨大な街のオープンセットを作り、
クライマックスの撮影で実際に爆破炎上させたことが話題になりました。
圧倒的な映像美が世界の映画人を驚嘆させ、ヴェネチア国際映画祭をはじめ多くの映画祭で招待上映され、様々な賞を受賞して世界的な評価を得ました。文字通り手塚眞の代表作といえる映画作品です。
坂口安吾の作品は 桜の森の満開の下・・・・を読んだだけ まったく意味がわからなかったけれど 十年くらいたつ今も心に残っているから不思議です
ばるぼら の後に続けてみました 堕ちていく恋 人生は狂気と 少しの理性 そして愛情・・・・映画のなかでこんな言葉がでていました
映像がとても綺麗でした 30年前の作品とのことですが まったく今見ても何もおかしくない
場所は日本 時代はわからない 戦時中なんだけど テレビ局があり 携帯電話があり 豪華な食事もある
アイドルがいて テレビ局につとめている主人公 でも家に帰るとそこは昭和の戦時中の世界
役者さん達が もう亡くなってしまった人も 若くて綺麗 本当にこんな世界があったら面白いだろうな と思う
過去と現在の共存 普通と異常な世界 長い映画で少し詰め込みすぎだけど 娯楽映画ってこんなんだろうな
私もしばし 浮世を忘れて 狂気の世界へ遊びました。。
映画の後は 手塚真監督の挨拶 私はお姿を見ただけでさよなら。。。
昨日 11月25日は 三島由紀夫の50年目の命日 その日に短編小説を読む会で取り上げたのが 枯れ野抄 芥川龍之介
元禄7年10月12日 の 芭蕉庵松尾桃青の臨終を見守る 蕉門十哲の弟子たちの深層心理描写
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1694年 の年で 旧暦を直すと 11月28日のことらしい・・・・この日に師の死についての短編って すごい勉強会でした
三島由紀夫に対する熱い思いを語る人もいて 私はただただ 自分の知識の浅さに 涙していました