イギリスが自作自演で騒ぎを作ってロシアの外交官を追放したのを受けて、ロシア政府も同人数の追放を決定。
あわせて、ブリティッシュ・カウンシルとの教育プログラムも停止するらしい。これは大変良いことじゃないですかね。このへんとか、アトランティック・カウンシルとか、ここらへんのプログラムは、一見大層に立派なものに見えても、結局のところ、英米のスパイ養成プログラムみたいなものでしょう。
All joint educational programs with British Council will be suspended
http://tass.com/society/994665
イギリス系もアメリカ系も減退し、ISもオウムもテロ指定で禁止。だんだんと混乱要因が潰されていって、大変良いではないの。
という中、シリアの東ゴータでは、一般住民の避難が進んでいる。
Over 11,000 leave militant-controlled E. Ghouta for safety (LIVE)
https://www.rt.com/news/421559-ghouta-live-feed-civilians-evacuated/
定点カメラを置いて、一般人がちゃんと人道回廊を歩く姿を映しているのは良いと思う。これだと「危険な傭兵」が事件を起こしにくくなるから。
昨日あたりは、ロシアの空爆が~とかいうニュースがひとしきり流れたけど、航空機使ったミッションやってねーから、とTASSが応じていた。
そして、今RTに出ていたニュース。
ロシアのラブロフ外相が、
代理じゃない、英米仏の特殊部隊はシリアでの戦争に直接関与してる
‘Not proxy’: Lavrov says US, British, French special forces ‘directly involved’ in Syriawar
Published time: 17 Mar, 2018 11:50
Edited time: 17 Mar, 2018 11:51
https://www.rt.com/news/421582-lavrov-foreign-special-forces-syria/
と発言した由。
このへんはもう、実はみんな知ってたという話ではある。アメリカが直接入ってるのはもはや明白だけど、それだけではない。
ホワイトヘルメットに最初にお金出し始めたのはフランスだと言われていたし、なによりもあのアレッポの陥落の時の、国連のデミストラ特使の態度が、あまりにもあまりにもおかしかった。
普通テロリストでも傭兵でもなんでもいいけど、危険なあんちゃんたちが住民を人質にとっていたら、「出てけ、ごらー」でしょ? しかし、この人はほとんどまったく住民を人質に取るそいつらを批判していなかった。
それどころか、私が身をもって、ご同道いたしますからどうぞ出てください、だった。
これこれ。2016-10-09 13:12:05の私のエントリー。
そうなると、この奇妙な言も理解できるんじゃなかろうか。
何が奇妙かというと、国連のシリア問題特使のデミストラさんは、ロシアに空爆をするな、と言いつつも、戦闘員(テロリスト by シリア人)をアレッポから出す、という線を支持してる。(というよりこの人がこの線の提案者だと思う)
そして、氏は、アルヌスラが退去を約束したらシリアとロシアは直ちに空爆を止めろと言い、併せて、それらの戦闘員に対して、武器と共に名誉と共に退去するのなら、「私は自分の身体を持ってあなたがたに同行する用意がある」と言った、らしいんですよ。
He proposed that Syria and Russia immediately stop bombing there if the Nusra fighters promise to leave. Addressing his plea to those fighters, he said that if they depart with their dignity and their weapons, “I personally am ready physically to accompany you.”
U.N. Syria Envoy Offers to Escort Rebel Fighters From Aleppo
http://www.nytimes.com/2016/10/07/world/middleeast/aleppo-syria-staffan-de-mistura.html