コロンビアに勝った! いいじゃないか、いやいいのは知ってた大迫と喜んでいたら、その後、ロシアがエジプトに勝った! いやぁ、勝っちゃったぁああみたいな感じですねこれは。
まさにこんな感じ。やったーーー。
https://www.rt.com/sport/430257-reaction-world-cup-russia-egypt/
ロシアのいるAチームでトーナメント出場のために抜けるとしたら、ウルグアイは忘れて残り2つを勝つこととは誰しも思うが、いやそれにしても、なんか強いチームみたいに勝ってて驚いた。
人間のやることは、体調だけじゃなくて気分やらモチベーションってものも大きく関係あるわけで、こうなるのか、などとも思った。
ロシア的には、アイスホッケーなんかは勝たないとならない、絶対頑張るという種目だと思うが、多分、サッカーはホストできてまずそれが第一で、あとはみっともない試合にならないことを祈るみたいな感じではなかっただろうか?
プーチンも、メディアのインタビューに答えて、うちは不幸なことにサッカーは強くないとか言ってた。今頃、あ、ごめん、と思ってるかもしれない。
私としては、前に日本の本田選手がCSKAモスクワに行った頃、オランダ在籍からロシア移籍当時の本田くんのファンだったもんで、インターネットで探し回ってどこの国なんだかさっぱりわからないストリームでよくロシアリーグの試合を見た。
その時の私の印象では、あっちこっちにいい選手がいることは間違いない。身体が強い選手が多い。当たり負けしない、怖がらない。行く、とにかく行く、というのがどうも好きな人が多い。なぜそこから撃つんだよというほど遠くからでもゴールに行く。戦略後回しといったチームが多いのでは、とか思った。だから、弱い時にはめっぽう弱いが、乗った時にはビューティフル!になる試合がある。いい時スゴイんだわ、みたいな。
といったことを思い出しながら今回ここまでの感想戦をするなら、まさにエジプトもサウジもこれにうってつけだったんだな、と思う。ディフェンスがよくないから。
と、まるでロシアのサッカーをくさしてるみたいですが、そういうんじゃないです。まったく。いやほんと、乗せると怖いわ、って感じで喜んでる。
こうなったら、ディフェンス本格派のFIFA上位チームにあたって、どうでもいいからとにかく勝ちに行く的な、ちまちましないサッカーでもっと勝ってほしい。いやでも、ウルグアイに勝てない気はしてるけど・・・。
それはともかく、ちらちら見たところでは、イギリスのメディアが総じてエジプトを応援していたらしく、エジプトのサラー選手なんかまるで救世主のようだったという話だ。わはははは。
BBCは記事の中でも、プーチンから電話が来るんじゃないか、みたいな皮肉なことをわざわざ見出しにして、書きっぷりも馬鹿にしてる感のあるもの。こういう態度がイギリス国民にも既に不評になっているわけだが、まるで気にせず我が道を行くらしい。
https://www.bbc.com/sport/football/44439062
そういう人種差別主義者のてんこ盛りの底意地の悪さを晴らすという意味で、この勝利は、単なる1勝ではないわね。(私は the West のロシア批判は、ほとんどナチ並の人種差別だと思ってる)
まさしく、やったー! だわ。
ついでに半年前のこれをもう一度貼ってみる。勝っても国歌を歌ってはならないとかいうインチキ・スキャンダルの果てのオリンピック委員会の腐った態度に抗して、優勝したら国歌を歌っちゃったアイスホッケーのロシアチーム。
アイスホッケー男子、ロシア優勝(26年ぶり)
ロシアのアイスホッケー選手が国歌を歌いました、の反応
この中で、僕が感動したのはアイスランドです。(この3分過ぎ)
https://www.youtube.com/watch?v=8b6GoZSU4cg
自国でのビデオ撮影みたいですが、カリンカ歌った後、ロシア語で「ロシア、おもてなし有り難う」と字幕を入れています。非常に気の利いたビデオで、アイスランドの印象が更に上がりました。開催すら危ぶんでいた今回のW杯ですが、今のところは大成功という感じです。
私もその動画を夕べ発見して、見て、わ~おと思ったのでブログに書こうと思いつつ、忙しくてできませんでした。
感動ですよ、ほんと。とても好印象。
私はW杯のときくらいしかサッカーを観ないニワカですが、やはり日本が強豪コロンビアを破ったのは素直に嬉しかったですね。W杯でアジアのチームが南米のチームに勝利したのは初めてのことだそうで、どうかこのままの快進撃が続きますようにと願わずにはいられません。
そして、ロシアも下馬評を大きくひっくり返した開幕二連勝ですね!サウジアラビアとエジプトは普段に比べて調子が悪かったという意見も見かけますが(普段のプレーを見ていないのでその是非は分かりません)、それを差し引いても、やはりロシアは過去の経験からきちんと学んだ、非常に動きの良いチームになっていたと思います。
どうか「開催国の面目躍如」というありきたりな言葉では収まらないような栄光を、今回の大会で掴みとってほしいですね!