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アゾフの怪続く&サイコパス集団を止められない

2022-05-15 03:36:02 | WW1&2
マリウポリのアゾフスタールに籠ったまま出てこない人々を巡って、まだ西側がごしょごしょやっている。

トルコがそのお籠り集団を引き取って、船でトルコに運ぶとオファーしているが、ロシアからOKはないという噂が3日ぐらい前からさかんに言われていたが、今日はRT他のロシアの大き目メディアにも出ていた。

Turkey offers Ukraine help with evacuation

法王に泣きつき、国連+赤十字を味方に引き入れ、それでも解決しない。

というより、そもそも、どうして出てこれないの? 

それこそ考えるべき事態でしょう。本人らの意思なのか、それとも雇い主の意思なのか。そこをはっきりさせるべきじゃないの?

はっきりしていることは、勇敢な兵士でないこと。これは確定だね。ウクライナの武装組織には指揮官が足らず、兵士と呼ぶのもかわいそうなぐらいの素人が前線に出されて、何の意味もない死を重ねている最中、安全地帯に籠っている人を勇敢とは言わない。

むしろ卑怯者だ。嘆かわしいほどモラルがない。そして、笑うほど卑怯な上に、ばかばかしいほど無能であることも加えないとならないでしょう。だって敵方に包囲されてるんだから。

そうなのよ。なぜこんなことが起きたのかというのも結構な謎だと思う。なぜそこに籠っていたのか。どんなプランで籠ってたのか。出られなくなるとは想定しなかったとして、その自信はどこから来たのか。何が計算違いだったのか。

半分はNATOの将官じゃないかという話しが出たりしてもいるけど、じゃあ、NATOの将官とアゾフのあんちゃんたちが同居して何をしようとしていたのかも知りたいところだ。


■ ショイグに電話が通じた

そんな中、アメリカ国防省のオースチンとロシアのショイグと電話会談したそうだ。オースチンらが電話してもショイグが出ないという話しが前にあったが、ともあれ、2月18日以来ようやくお話ししたようだ。

Russian defense minister discusses situation in Ukraine with Pentagon chief

具体的に何を話したのかはわからない。

わからないけど、こっちもアゾフスタールだったりするのかなと疑う。トルコを動かしているのはアメリカだろうし。

オマケへ

■ G7

しかしそんな中でも、G7はまたロシア制裁をするそうで、とにかくロシアを破壊するまで頑張るぞという人々が、ロシア国民の不幸を願ってこんなに頑張っている中で、一体どうして、マリウポリから犯罪者を含む彼らにとって重要な人々を逃して、ねぇ、見逃して、とか言えるのか謎だ。

G7 ready to impose more sanctions against Russia, its representatives, institutions

そして、勝利するまでってどういう事態を言うんでしょうか。

G7は「勝利するまで」ウクライナを支援 仏外相


そもそも、ドンバスの2つの共和国は既に8年前に独立の意思を固めて、先ごろ強い同族に承認され、みんなこれで安心できるね、となった。

この住民意思を無視して、ナチのウクライナに戻れとどうやって言えるの? 馬鹿なんじゃないの、この人たちと言いたいところだけど、馬鹿というよりもう人でなし


G7外相、「深刻な食料危機」でロシア非難 制裁、ウクライナ支援継続

深刻な食糧危機は、ロシアを敵として巨大な制裁をかけた結果として、あちこちで西側の制裁を恐れて買うに買えない会社が出たりして、サプライチェーンが崩れたことが巨大な理由。ロシア産のものを買えなくしているのは西側金持ち国家群なんですよ、気づいてる?

そして、ロシアの石油、天然ガス産業を潰そうと必死になって禁輸してる結果として、資源価格が高騰して、各国、とりわけ西側各国において肥料の生産に燃料を回せなくなったのは実は2月より前のこと。そして、ロシア、ベラルーシという肥料関連の巨大プレーヤーとの交易を禁じた。

つまり、西側金持ち国家群はやろうとして、すすんで、わざと食糧危機を起こしていると私は見てる。

一般人が凍え死のうが、餓死しようが、それでもロシアを潰し、世界をコントロールし直すというアジェンダのためにひた走っているのがG7であり、ほぼ同様にダボスな奴ら。

人でなしに支配された世の中になってるが、世の中の大部分の人はまだここまでとは思ってない。何かきっと合理的な解決が待ってるはずだと思ってる。予定調和ってやつでしょうか。だから多分、悲劇は起こる。そしてその悲劇もまた、心理操作のネタになる。それはちょうどウクライナの人の死もまた彼らにとってのネタでしかないように。


■ サイコパス

そういえば、今日、ゼロヘッジにダボスな奴らは人の生活の心配よりアジェンダだろうという見解が出ていた。

The Real Reason Behind The EU's Drive To Embargo Russian Oil

ロシアの石油産業を潰すためにどれほど圧力をかけて、どれほど世界経済を無茶苦茶にしているかの話。しかし、それでもこれらのダボスな奴らは止めないだろう、なぜなら彼らは彼らのアジェンダを捨てる気がないようだから、とこの著者は見ている。

他の業界でも、なにか恐々へんなことを見ている人は多数いるんだろうけど、誰も止められない。


で、まぁはっきり言って西側世界のリーダー層は、昔はそれなりに各国民を代表する各国の集まりだったこともあったと思うけど、今は、サイコパス(あるいはダボス)のための俳優の集まりだと思う。スクリプトは既に書かれていて、それにあわせて演説する。俳優と一緒。ゼレンスキーと同類。

だからこそ、そういうふうに操れないロシアが憎いんだろうと考えると大抵のことは腑に落ちる。中国、インドも同様。

そこで現在中国にプレッシャーをかけようとしている。この先、台湾の独立を認めるとか言い出しても驚かない。


■ オマケ

上で、ショイグとオースチンの話の中身はわからないとTASSを見て書いたのだが、アメリカの発表文書では、

オースチン国防長官は、ウクライナでの即時の停戦を促し、コミュニケーションラインの維持の重要性を強調した

On May 13, Secretary of Defense Lloyd J. Austin III spoke with Russian Minister of Defense Sergey Shoygu for the first time since February 18. Secretary Austin urged an immediate ceasefire in Ukraine and emphasized the importance of maintaining lines of communication.

とあった。

西側メディアが毎日主張するようにウクライナが勝ってるなら、なんで停戦を促すんだろー。普通、負けてる側が申し込む。馬鹿げてる。

コミュニケーションの維持の話は、やっぱりオースチンが電話してもショイグが出ないという噂は本当だったのだなとただ思った。

非ナチ化を達成してないし、natoの返事もないから現状ではロシアの態度は変わらないでしょう。



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7 コメント

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人でなし (地球戦国)
2022-05-15 06:42:05
ウクライナで何が起こっているのか、現地で確認できるわけでもありませんが、知る範囲内でまさにそれはDEEPLY JAPANさんの言われる「人でなし」がまさにぴったりですね。

また遠い昔の事ですが、リュックを背負ってB&Bを渡り歩き英国を旅した時、時に宿が無く、有っても超高いホテルのみ。思案しながらパブで美味しくもないビールを飲んでいると、英国人に声をかけられ、お前は日本人なんだな。戦争中、アジアで捕虜になった英国兵に対する日本の対応はあまりにもひどかった。お前はこの事に対してどう思い、責任を感じるのかと責めまくられました。終戦直後の生まれで、戦争は知らないと対応するのがやっとでした。怖かったです。お前は戦争知らないのか、それでは仕方ない、今夜は俺の家に泊めてやる、怖かったですが嬉しかったです。眠りは浅かったです。
朝食もご馳走になり、リュックを背負って外に出て、思ったことが「戦争にもルールがある」と感じたのです。捕虜に対しての残虐な行為、これを英国人は「人でなし」として私に怒りをぶつけてきたのでしょうが、ウクライナの大惨事、悲惨、これらの「人でなし」行為の責任の一翼が英国にもある。

気が狂った「人でなし」集団、これが人間かと思うと、もう言葉もありません。
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Unknown (かたばみ)
2022-05-15 09:38:11
グローバルアジェンダのトップバッターに指名され、ヤングリーダーに肩を抱かれグローバルリーダーたちと握手を交わし、華々しく西側先進国の仲間入りを果たしたウクライナ元首としての履歴が崩れていくのは、ゼレンスキー氏にとって何より屈辱的だったかもしれませんが、彼自身が腐敗し自国民の虐殺を厭わなかった。

そして市井の窮状を顧みるどころか淘汰するつもりの、あのフォーラムに巣食うグロテスクな優生主義思想は、21世紀の今、益々愚かしく非科学的で破滅的であると明らかです。挙ってナチズムを称賛した時代の亡霊をそこに見るようです。

ロシアに在って科学的思考の人であり、同時に深い内省の人の苦悩は、余りにも長かったのだと感じます。
👉第三次世界大戦へのシナリオhttps://imasenze.hatenablog.com/entry/2018/01/22/115251
どうかこちらも、
👉世界は戦争に備えているhttps://imasenze.hatenablog.com/entry/2018/01/22/121111

イタリア国民の7割は政権の武器供与に反対しており、またほとんどの人々が苦渋の選択を強いられたロシアに理解を示しているそうです。
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西側のアジェンダはロシアジノサイド! (ローレライ)
2022-05-15 12:47:26
西側陣営のアジェンダはロシアジノサイド!正にヒトラーの我が闘争のマニユフイストの再来である。  
だからドンバスジノサイドのナチスの生存が第一とされるが、アメリカはキエフに 食糧投下もしていない!
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サイコパス帝国の断末魔。 (睡り葦)
2022-05-15 14:28:21
 宗文洲さんの本日のリツィートによれば、

Benjamin Norton
@BenjaminNorton

 The white supremacist terrorist who killed at least 10 people at a grocery store in Buffalo, New York and livestreamed it, Payton Gendron, published a fascist manifesto using the same "black sun" Nazi symbol used by Ukraine's neo-Nazi Azov militia, which NATO is arming & training

 ・・・だそうです。

 第一次大戦で米国が世界=欧州の工場と農場となって経済覇権を獲得、狂騒の1920年代となってから1世紀を経ました。
 1920年代末に世界恐慌になだれ込み、この間に台頭したヒトラー・ナチスが英米の資金によって勢力を拡大、1933年に独裁体制を確立して、ヒトラーによる独サイコパス帝国は1941年に対ソ攻略を開始します。

 サイコパス帝国は第二次大戦によって米国にまで伝播してNATOとともに咆哮をつづけ、独ソ激戦地だったウクライナにおける2004年オレンジ革命、2014年マイダン革命によって現在の事態に至るのだと、本ウェブログにて学びました。

 マジェランの世界一周が象徴する大航海時代=サイコパス西欧による世界征服の開始から500年になる現在の2020年代、プーチン・ロシアに受け継がれたヒューマニティに苦闘するサイコパス帝国断末魔の狂騒を目の前に見ています。西欧サイコパスに蹂躙された古代からの帝国の地にあるインドと中国がロシアの背後に立っています。

 ナチアゾフ・サイコパス軍団残党の理解しがたい醜態、人間の歴史における危機的転機の反映のひとつなのでしょう。
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Unknown (kiyo)
2022-05-15 15:21:31
先日イスラエル軍に射殺されたジャーナリストの葬式で死者に鞭打つ姿を見るにつけ、ウクライナのネオナチと精神的土壌を共有するNATO諸国の悪魔性を見るような気がします。
今日の欧米と日本の姿は、国家的に○○は死ななきゃ治らないを見るような気がします。
5月6日に行われた国連安全保障理事会のメンバーによる非公式の会議「ウクライナ軍および民兵による国際人道法違反およびその他の犯罪に関する国連安保理加盟国による”アリア・フォーミュラ”会合でのヴァシリー・ネベンジア常駐代表およびドミトリー・ポリャンスキー第一副常駐代表による声明」翻訳しました。
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絶望的な戦況 (石井)
2022-05-15 16:07:25
この間、ロシア第一チャンネルを見ていたら軍事アナリストのポダリャカがウクライナ軍の損失について説明していました。それによると、この2ヶ月半の戦闘で、死者負傷者行方不明計7~8万、死者は3~4万が妥当な見積りだと推計しています。当初の戦力が20万とすれば、既に3分の1は失った訳で、「崩壊状態」といえると思います。キエフは新たな招集で戦力補強しているようですが、新兵が行っても「大砲の餌食」(ロシア語では大砲の肉と表現され、この8年間ウクライナ兵を指す言葉として頻繁に使われています)になるだけです。ナチスやNATO兵の気狂い連中が消えてくれるのは大歓迎ですが、普通のウクライナの人々が犠牲になっていくのには耐えられません。軍隊内で反乱でも起きないかと期待したくなります。でも恐らくは、軍、諜報部内のマトモな分子はロシアへ去り、残った正常な部分も粛正されたか、更には英米が後ろ盾のナチ政権の壁は厚いでしょうね。
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NATOの人質将軍の収容所! (ローレライ)
2022-05-16 20:04:38
NATOの人質将軍たちのナチス収容所だったマウリポリのアゾフホテル!ウクライナナチスはNATOからも人質を取っていた!
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