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ロシア下院議長:日本との対話維持に期待感

2014-06-03 21:34:07 | 欧州情勢複雑怪奇

(大分違いの見られるNaryshkinさん。左が今回の東京。右がよく出回っている写真)

ロシア下院議長:日本との対話維持に期待感
毎日新聞 2014年06月02日 20時58分(最終更新 06月02日 21時16分)
http://mainichi.jp/select/news/20140603k0000m030058000c.html

来日は同日、東京都内で開かれた「ロシア文化フェスティバル」に出席するため。開会式では「文化交流が理解と信頼の強化に重要な役割を果たすと確信している」とのプーチン氏のメッセージを紹介した。

ロシア下院議長、参院議長と会談 日ロ対話促進に期待
2014/6/3 19:38
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0303R_T00C14A6PP8000/

ロシアのナルイシキン下院議長は3日、山崎正昭参院議長と国会内で会談し、「議員間交流は日ロ間の政治対話の一部だ」と対話促進に期待を示した。ウクライナ問題を巡る日米欧の対ロ制裁は「信頼関係をつくるうえで建設的とはいえない」と指摘。「対話に基づき互いの話を聞ける雰囲気をつくりたい」と述べた。

ナルイシキン氏は自民党の高村正彦副総裁とも在日ロシア大使館で会談した。

セルゲイ・ナルイシキンさん、ついに来日。いや別に文化フェスティバルに参加して、文化交流は大事だとお話になる人が来ただけです、といってしまえばそれまでなのだけど、なにしろこの人は制裁対象になって欧州、アメリカには入れない人なので、そういう人を日本は招待するのかという点で、アメリカに怒られちゃう?という懸念が国民的に共有されているため、話題になっている。

なんか面白い構図だよね、これ。(でも、他にも話がありそうだ、とも思うけど)

日本国内にもいろいろ意見はあると思うし、あって当然だと思うけど、私はまったく個人的に今回のウクライナの騒動は根本的にアメリカ合衆国が引き起こした事件であり、それをロシアのせいにし、あまっさえ仲間を集って集団で嘘を固めて制裁処置を課そうなどとは、全くもって不届き千万、言語道断だと考えているので、日本国政府には、この問題について手足をつながれる覚えはないという態度でいてもらいたいと心からそう思っている。

もちろん政治家の人は良きに計らって行動していただいていいんですが、一般人や文筆業者等々まで白を黒と、赤を黄緑だという話に付き合う必要はない。精神の健全にとってよろしくない。

誰か、日本を代表する学者が先週テレビで、制裁というのはですね、私的制裁なんですからリンチなんですと言っていたとナルイシキンさんに教えてあげればいいと思う(笑)。ウクライナに学ぶべきこと西部邁ゼミナール 2014年5月18日放送

ついでに、アメリカを代表する学者さんであるジョン・ミアシャイマー氏が3月からずっと、根本の問題は米国によるNATOの東方拡大、直接の原因は2月のクーデーターとはっきり明言していることも再度知らされるべき。ミアシャイマー氏、コーエン氏、ロシア・トゥデイに出演

■ 朝日新聞は日本の新聞じゃない

今更の話だけど、朝日新聞ってやっぱり絶対日本の新聞じゃない。日本のためにという傾きが全然ない。嘘を書けというのじゃない、でも書き手の視点とは知らず知らずにそうなるものなんだよ。それがないのが朝日。

Tokyo’s soft stance toward Moscow irritates Washington
http://ajw.asahi.com/article/behind_news/politics/AJ201406030051

匿名の関係者の声として、ナルイシキンさんはプーチンに直接オファーが出来るような人物だとして色付けした上で(実際本当だとも思うけど)、4月には岸田外務大臣の訪露をワシントンが懸念して延期になったことに触れ、さらに、(これは初めて見たけど)モスクワで開かれるセミナーに役人が出席しようとしていたのを知って米国政府がキャンセルするよう圧力をかけたという記述も見える。

それなのに安倍政権はこんな危険なことをしているぅと言いたい模様。朝日新聞というのは、アメリカが日本を見張るために置いている装置の民主党系。これはその報告書みたいな感じで気持ちが悪い。

G7を前に米国とロシアの間でバランスを取ろうとする日本、とか書いちゃう新華社通信の方がよっぽどジャーナリズムっぽい。情けない。

Japan seeks balance between Russia, U.S. on Ukraine ahead of G7 meeting
http://www.globalpost.com/dispatch/news/xinhua-news-agency/140603/japan-seeks-balance-between-russia-us-ukraine-ahead-g7-meeti

■ Naryshkin さん

それはそうとして、Sergey Naryshkinさん。ナルイシキン、ナルィシュキン、または ナルィーシュキンさん。上でも書いたけど、いやぁこの人ドラマチックに酷薄な顔をしたハンサムさんなんじゃないのかという疑惑(?)があって動く姿を確かめたいと期待していたんだけど、テレビ映像で見る限り普通の比較的かっこいいただのおじさんだった(すみません)。やっぱり年ってこともあるのか、それともめっぽう写真映りがいいのか。野田政権の時にも来日してるけどその時の写真も利口そうだけどドラマはなかった。野田さんの顔が大きすぎて困惑する。日本の蛍光灯文化をなんとかしてほしい、ってのもある。

もう一つ、顔以上に興味がわくのはこの名字。この名字はロシアの古い一族の名字なんだけど、関係者なんだろうか? 吉田さんがみんな神道やってるわけでもないぐらいの頻度で出て来る名字ではないと思うけど、足利ならみんな関係者というわけではない、という話だろうか。

ピョートル大帝のお母さんがナルィーシュキン一族の出身。江戸時代初期の話なので係累がいたって不思議ではないわけだけどどうなんでしょう? 週刊誌の人、突撃してほしい。

Naryshkin family

でも顔の感じが、プーチンみたいな安心のスラブ顔^^; じゃなくて、チェコとかハンガリーとかあっち側のオーストリア・ハンガリー帝国側にいそうなニヒルなインテリっぽい感じもする。どうなんだろう・・・。すっかり週刊誌っぽいことを想像している私。wikiを見るとサンクトペテルブルグ出身以上の古いことは書いてない。

googleしてみたところ、どうやらロシアでも不明らしい。

ナルィーシュキン一族の関係者だという研究者もいるが、違うという人もいて、ご本人はコメントしていないとのこと。

http://russiapedia.rt.com/prominent-russians/politics-and-society/sergey-naryshkin/


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