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御嶽山噴火

2014-09-27 23:33:25 | アジア情勢複雑怪奇

登山者32人重傷=うち意識不明7人、御嶽山噴火―気象庁警戒呼び掛け、長野・岐阜(時事通信) - goo ニュース

いやいやいや、一寸先は闇、何が起るかわからないのが世の常とはいえ、ある晴れた9月の土曜日山を登っていたら噴火されちゃいました、ってのはきついですね。何か、御嶽山を怒らせるようなことがあったのかと信心めいた気分になった。他ならぬ御嶽山だしなぁとかババくさいことを考える。有名な火山はしばしば信仰対象となっているけど、気持ちわかるわ~。

それはともかく、現場の状況が寸時にわかってしまうというのは東日本大震災の時でも驚いたけど、今回も噴火直後の様子を個人で動画をアップされていて、見せていただきました。

御嶽山 大噴火!
https://www.youtube.com/watch?v=7Ea3uED1Zgc

一方、NHKの取材班が別の取材でたまたま現場付近にいて撮影できたものがNHKで放映されていた。

御嶽山のNHK取材班 死を覚悟した人も
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140927/k10014926261000.html

この映像は凄い。この迫力をそのままに撮影できるというのはやっぱりプロは違うなぁと感心した。「なに?」「お、噴火した」というところから入ってるこのタイミングから撮れたのは凄い。そしてみるみるうちに噴煙があたりを覆うその大きさ、怖さ。凄いです。地上に多くの人がいらっしゃるのがわかる。

NHKには登山部があるという噂をよく聞くんだけど、この取材もそうなんでしょうかね?

そう思ったのは、この撮影をしている人たちが直ちに「死を覚悟した」と思いついていること。それに対して、上の素人さんたちの登山者は、既に目の前に大きな噴煙の塊が来ているのに、「このあたりにいる?」みたいなことを言っている。その数秒後、いや下の山小屋に行こうと移動していってその途中で既に噴煙の中に入ってしまう。ということは、移動があと10秒でも30秒でも遅かったらもっとひどいことになっていた可能性もあるわけですよね。

つまり、このあたりにいていいか、と思った方は襲ってくるものが何なのか理解されていないということになると思うんです。

これはいかんでしょうと私は思いますです。噴煙って似てるけど空の雲じゃなくて、高温だし、ガスも含むし、鉱物結晶も含むし、避けるしかないものなんだという理解がそういえばあんまり叫ばれていない気もします。上のNHKの映像に音声をかぶせているディレクターの人が「セメント混じりの雨」と言っていたけど、灰、という語のイメージより危機感があっていいかもと思った。灰って無害な感じがしてしまうんだよね。

● 御嶽山噴火、複数けが人 長野、岐阜の県境
https://www.youtube.com/watch?v=N24thdqAA7M

共同さんのヘリ撮。8秒あたり、噴火口を上から見た映像。もくもくと噴煙があがっている。

● 思いがけないところでRT。長い記事じゃないけど記事中に良いyoutube動画を並べて、警戒レベルの説明もしててわかりやすい。日本の記事もこうなってほしいぐらいだ。極東部分が地震も火山も心配な要するに日本と繋がってるところなので他人事じゃないってのも大きいんだろうね。

Volcano erupts in central Japan, several injured
http://rt.com/news/191124-japan-volcano-erupts-injured/


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