トランプが一定の条件のもと、金さんと話す用意があると言ったらしい。
Trump ready to speak to Kim under certain conditions
Published time: 7 Jan, 2018 00:55
https://www.rt.com/usa/415191-trump-kim-speak-north-korea/
不確定要素はいろいろあるけど、基本的にこの路線に沿っているという評価でいいと思うな。
五輪期間中 米韓の合同軍事演習は実施せず
で、桜井ジャーナルさんもそうお考えの由なのだが、本日の記事にはもっと重要な指摘が含まれていた。
米国がイスラエルやサウジアラビアとイランの体制転覆工作を始める中、朝鮮半島の緊張は一段落
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201801070000/
(中略)
日本ではグラバーが有名だが、どちらが大物かというと後者。1862年に香港へ戻り、86年にはロンドンで会社の幹部になっている。彼の父親もジャーディン・マセソン商会の人間で、母方の祖母は同商会の共同創立者であるウィリアム・ジャーディンの姉にあたり、ケズウィック家は香港上海銀行と深くつながる。この銀行は麻薬取引の資金を扱っていたが、そうしたことからウィリアム・ケズウィックは青幇の杜月笙と親しくしていた。その縁で蒋介石とも関係がある。
ケズウィック家は、蒋介石の負けと同時に中国での権益を失ったが香港での商売は可能となった。wikiの項もまばらだがいろいろ抑えている。
蒋介石は、アングロ・シオニストっつーか、東インド会社というかのそのあたりの歴史の後ろに入って見えなくなってる強い水流と密接に結びついている。
そして、昨日の話の続きでいうのなら、1945年前後のアメリカはその蒋介石を選ばなかった。
反射的には中国共産党を選んだことになる。ここから、アメリカは共産主義者に甘かった、ユダヤの陰謀だ、みたいな話にされているが、ポイントはそこではないでしょう。
蹴りだされた勢力は、一部の金融資本閥とその丁稚みたいになってた長州ジャパンと考えると話のつじつまがあうと思うわけですよ。
その意図は何かというと、ネットワークを駆使して大戦争を起こさせた勢力の掃討 vs 領土切り取り思想をやめさせて国連で行く、というあたり。そりゃ後者にもいろいろ問題はあるし難しいんだが、メディアと金融支配を使って大戦争を起こす人たち(おおむねファシストレジームの諸国がその手先)より大分ましだと考える人々がいてもまったく不思議ではないでしょう。
ということを考えると、一体全体何がかなしくて満洲で中国人相手にアヘンを売りまくって自己の利益を増大させた男を再び日本国の首相にしたのだろうと、慚愧の念に堪えない。
そしてこのことを最初から批判していた数少ない人の中に佐高信がいることを興味深く思う。この人はやっぱり庄内藩の人だからなんだろうなぁとか思うわけですよ。それは、石原莞爾に繋がり、加藤紘一にもつながる。私の考えでは、この人たちには全員共通点があるのではないかと思う。それは自分たちがどれほど「酷い」レジームにいるかについて考えが不足していることではなかろうか。敵はいつも敵の衣をまとっているとは限らない。