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世論調査:世界はアメリカをどう見ているか

2014-10-29 10:23:14 | 太平洋情勢乱雑怪奇

ネット上のひろいもの。

How is the United States Viewed Around the World
各国はアメリカをどう見ているか。好きですか、嫌いですか、のアンケート。有名なヒューリサーチのもの。

この表だけでは何年のものかわからなかったし、どこかの誰かがインチキしたのか?と一瞬思ったけどPEWリサーチの2014年の調査みたいだ。該当するページで数字を見たけど、あってた。

PEWにある、アメリカはどうみられているか、のページには、毎年の好き・嫌いが出ているので変化を見るのも面白い。
Opinion of the Unites States

 

今年の調査だなぁと思うのはもちろんロシアのアメリカ好きじゃない(unfavorable)が増えていること。例年、ここまでではなかった、だいたい好悪半々の国だった。

興味深く思うのは、政府の対応としては親米的とは必ずしも言えない韓国とかフランスのfavorable率が高いこと。

とはいえ、フランス、ドイツは2009年あたりから、非好意的が減って好意的な比率が高くなった。両国ともそうだというのは何かあったんだろうか?(左フランス、右ドイツ)  ブッシュが去ってオバマが来たための期待の結果?

 

 

日本はどうも政策期待とか全然関係なく、常に3割ぐらいの人はアメリカをあんまり好いちょらん、ってことらしくみえる。2008年は金融危機で嫌いが増え、2011年は震災で助けてもらったので嫌いが減った、と。

また、一番上の表を見るとわかるのは、同じく favorable(好意的)にくくられていても、日本、ドイツは共通して、「好き」は少なくて、「どちらかといえば好き」という消極的好意が多い。しかし、日本は「嫌い」も非常に少ないが、ドイツには、「嫌い」が一定数いる。

濃い青が「確信的好意」、赤が「確信的嫌悪」としてみるのも面白いかもしれない。

そうすると、日本は、韓国、イタリア、フランス、ポーランド等と同じく、消極的好意率が非常に高い国となる。なんかわかる気がする。

で、そうやって見た時の、確信的嫌悪率が59%と最も高いのがトルコ・・・。

まぁ、トルコはこの手の調査でいつも、これっていいんだろうか・・・(NATOだっつのに)とみんなが思うわけだけど変わらないようだ。

Unfavorable(嫌いと、どちらかといえば嫌いを含めたもの)が一貫して高い。

 

 


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