新コロナ問題は、日本の対策としては子どもたちを学校を休ませて家に置くことらしいが、ジジババと一緒に住んでるでもなかったらご両親はどうなるんだろうと心配してしまう。
他方、極東では韓国の感染者数が劇的なまでに増えて、2000人を突破。情勢としてこれではすまないだろう、ってことになってる模様。
新天地の症状ある人を本格検査開始してみたら…大邱だけで1日に422人
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/35881.html
新天地というのが宗教団体のことで、まぁ典型的な福音派のなれの果て的な宗旨を作った団体である模様。イエスは再臨するってやつ。終末論的といっても同様。
(ちなみに私は、福音派系統をキリスト教だと思ってません。最低限控えめに言っても異端キリスト教とか、新キリスト教と呼ばれるべきという主張)
韓国当局は同団体が新型ウィルスに関して虚偽の報告を行ったとして代表者を告発した模様。
新型コロナウイルスの感染者が多数出ている韓国の宗教団体「新天地イエス教証しの幕屋聖殿」(新天地)の教祖、李萬熙(イ・マンヒ)氏(89)が検察に告発された。
新天地の被害者らで作る「全国新天地被害者連帯」(全被連)は27日午前、ソウルの大検察庁(最高検察庁)前で記者会見を開き、新型コロナウイルスの疫学調査で、虚偽の資料を提出したとして、李氏を感染症予防法違反と特定経済犯罪加重処罰法上の横領・背任の疑いで告発したと発表した。
https://www.christiantoday.co.jp/articles/27760/20200228/shincheonji-lee-man-hee-coronavirus.htm
ウィルス対策というよりカルト対策になってる韓国さん、といったところではある。
■ 偽宗教と暴力の跋扈
で、まぁ、日本人の多くは、これってつまり統一のことでしょ?とピンと来るわけで、実際そうなんだろうと思う。
だがしかし、前から書いている通り、これは統一協会が中心の話じゃないわけです。統一協会の文鮮明を含めた、極東の反共3兄弟物語の一角の話と見るべきでしょう。
いわゆる世界反共連盟の問題ですね。李承晩、蒋介石、日本からは笹川良一としばしば代表される。
だけど、日本の中でそういうふうに結びつけて解説することって、意外と少なかったように思うの。
これって結局、笹川または児玉あたりのラインが力を持ちすぎて、怖いからみんな触らないようにしているということなの?
どうなんでしょう?
ネット上でこんなのを見るにつけ、そうなのかぁとか思ってるところ。
この記事、面白い。
最後の「フィクサー」児玉誉士夫とは何者だったのか
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50389
佐高信が言うには、
佐高 たしかに児玉の暴力装置には恐ろしいものがありました。'71年に竹森久朝さんが『ブラック・マネー』という本で児玉のことを書きましたが、販売直前に児玉の手下が乗り込んできて、販売中止に追い込まれた。当時はまだ声を出して児玉について語れる時代ではなかったのです。恐ろしい、闇の存在でした。
つまり、暴力装置としてのヤクザ組織を持っているために、みんな何も言えなかったということらしい。
そうすると、児玉→岸ラインがまず思い浮かぶけど、でも、その逆方向の上には(時間的に先の方には)、玄洋社とか軍とかがいるわけで、そうするとそこから緒方竹虎ラインとかも引けちゃうでしょ。
ということなので、ここらへんは、実際には敗戦時に整理しておくべきだった特殊機関の総合体みたいなものなんでしょう。
そういうのが全然開けられずに、今に至っちゃってるのが日本。
(その意味から、これができないままに日中平和友好条約を結んだのは、日本にとっても中国にとっても長期的にみれば賢い選択だったとは言えない、と私は思う。日本にとっては将来に禍根を残しまくりだったと言える)
朝日と極右の主張に何の差異もない現状というのは、冷静に考えれば彼らが守っているものが同じだったからということなのかもしれない。
で、なんで上のように佐高らが、さっぱりして言えるようになったかというと、アメリカの情報公開が先行しているからでしょうね。ロッキード騒ぎはあまりにもデタラメな話だったというのが2016年に話題になったのもそこ。
行政府のみならず司法当局は闇だらけだし、ここが不正の砦みたいなものなので、ここの動向がまず注目って気もするな。
日本には、開けるべきファイルがたーくさんあるね! 楽しみよ!!
■ 次に行きたい
で、なんでこんなフェーズなのかというと、戦後アメリカを中心に作った秩序が限界になっちゃったからなんだろうと単純にそう思う。前から書いてるけど、テロリストと邪教と、それを庇うための嘘つきだけが跋扈して、そこの上に乗ってる体制って、長持ちするわけないでしょ、だって。
もう一つは、やっぱり、2017年にデビッド・ロックフェラーが死んで、そこの番頭さんだったブレジンスキーも同年に死んで、残った番頭さんのキッシンジャーも先は知れてる、という状況だからではないのでしょうか。
この間ハンガリー陥落のあたりで、あらためていくつか記事を読んだりして、しみじみ思ったけど、戦後のアメリカは、マジで、総じていえばナチ後継国だったんだなと思うわけですよ。
1945年2月13日、ブタペストついに陥落
理念としてとか体裁としてなんかどうでもよくて、とにかくソ連/ロシアを倒して一極支配という目標に懸命になっていた。合理性を超越してる。
1989年の東西ドイツ統一とかいう動きも、結局はこの流れでしょ? 主たる仕掛け人がオットー・ハプスブルクなんだから。この人だけでなく、生涯かけてソ連(ロシア)を呪って、最後に欧州を統一市場にして大儲けしたグループがいるってことかなと思う。ということはEUが腐敗の巣窟なのも無理はない。指向性として身分制秩序的だしね。
でまぁ、その結果、西側は、傭兵と邪教とインチキ報道が主たる兵力というアホみたいな存在になったと考えると、情けないにもほどがある。(環境問題も仕立てが宗教造り)
トランプが、2017年に大統領になった時、
しかし、きょうの就任式はとても特別な意味を持ちます。なぜなら、きょう、私たちは単に、1つの政権から次の政権に、あるいは、1つの政党から別の政党に移行するだけでなく、権限を首都ワシントンの政治からアメリカ国民に返すからです。
トランプ就任スピーチとあさっての方を見てる日本の事情
と言ったことを思い出すに、
これは、つまり、2017年には、米連銀やってるような奴ら、というふうに読まれていたわけだけど、時期的に考えれば、ロックフェラー&その仲間という含みが大きかったのではなかろうか。
まぁメンバーは重なってるんだろうけど。
とはいえ、それがなかなか難しくて、アメリカはまぁ内戦状態ではある。また、過去の遺物の次に、どんなアメリカがあるのかの模索もできてない。いずれにして、そりゃまぁ一朝一夕では終わらないでしょう。
でも、方向性としては、過去のしがらみを適度に整理して、少なくとも巨大な傭兵組織と邪教集団でカオス化して、「自由と民主主義」で包装するとできあがり、みたいなスキームに戻ることはもうできないだろうな、と思う。
再掲するけど、こういう感じ。特に、ロシアの大将がいろんなものを開けだして、まったく引くことなく主張を続けていて、それに対して正面の反論はない、という事態は特筆すべき事態なわけです。(正面ではない反論、つまりプーチンの中傷、みたいなのはたくさんある)
■ 戦後政治の整理
ということで、昨年後半に、中曽根氏が亡くなったあたりで書いた、戦後の政治の枠組みを維持するために使われていた工作機関みたいなものが現在徹底抗戦をしているが、どうも彼らの望み通りには多分いかないんじゃないか、みたいな感じではなかろうかと思う。
中曽根&戦後政治とMRA
香港とアンチ運動の限界
右派人脈とリベラルに垣根はない&反共集団のレゾンデートル
ファシズムとの戦い変じてファシズム内左右となる
で、これはちょうど、ロシアの大将が、ナチ的なものは許さんという覚悟とスローガンの下に、ソ連が持ってた資料を出してことあるごとに説明しまくって大騒ぎをし続けているのと平仄があう。
日本でも日本キリスト教団系の団体が、韓国の民主化闘争で不当逮捕された学生の人権問題に熱心にとりくんでいたのを思い出します。
ですので、渡米するまで、私のプロテスタントに対する印象は大変好意的なものでした。
が、渡米して、その印象は180度転換しました。
アメリカのプロテスタントは、日本のそれとは全く別物です。少なくとも今の福音派は、異常です。
前出の台湾出身のプロテスタント曰く、「武漢では、感染者を生きたまま埋めている。それも数えきれないほど」と真顔でいうのですよ。
ネトウヨも真っ青なこの発言が、まかりとおる宗教なのですよ。冗談じゃありません。
フォローありがとうございます。
私もそんな無茶を言うつもりは全然ないんです。でも、書き方がそう取られるかもしれなかったですね。失礼しました&そしてチェックしてもらって助かりました。
大ざっぱにいえば戦前に極東に入ってきてるキリスト教団体と戦後のそれはかなり違う、ってのを抑えて書くべきですね(今後の自分のために言ってます)。
戦前のこの地域のプロテスタントは大日本帝国がカルトやってたので、むしろ反ファシスト的な人たちが散見され、その流れが戦後もずっと続いていると思います。
統一協会(など)のカルト被害者を脱洗脳してるのも、日本ではプロテスタントの牧師さんたちに多いと言われていたので、反共系統とはここでも別ですね。
いろいろと皆さんに書いてもらったことは、今後どう話を整理するかの参考にしたいと思います。
リンク記事にあるとおり、韓国プロテスタントはカトリックとは異なり、カルト教団まで含めればさまざまな教派・分派が存在するわけですが、そのすべてが反共保守に染め上げられているわけではけっしてありません。
そういう典型例としては、1970年代から94年に亡くなるまで民主化運動や南北統一運動に熱心に取り組んだことで、南北朝鮮でよく知られている文益煥(ムン・イクファン)牧師のような人もいます。
文牧師は韓国プロテスタントでは最大教派の長老教会に属し、89年には無許可訪北を行なって金日成主席と会談。このため帰国後「国家保安法」違反に問われて投獄されおよそ3年間獄中生活を送っています(その全人生を通じては10年間を獄中で過ごしたそうです)。
文春のこの記事、アウトラインとしてはあってると思います。3ページ目。カトリックが社会運動を支える側として入っていくの(欧州とはまったく違う展開。日本とも異なる)。
コロナ感染の「新天地イエス教」からハーレム教団まで 韓国で“密室誘惑のカルト”が生まれる理由
https://bunshun.jp/articles/-/36382
東アジアの中で、日本でのキリスト教布教が「不成功」であったのに対し、韓国と台湾が突出してキリスト教化されているのは、やはり対中国、対北朝鮮の前線であることと関係あるのでしょうか?
ウィキでみると、韓国のクリスチャンの割合は人口の3割程度ですが、私の周りの韓国出身者は、ほぼ100%クリスチャンです。アメリカの教会がホストして、信者を呼び寄せるケースも多々あります。
知り合いの台湾出身のクリスチャンは、徹底した反中国です。
クリスチャンの二面性、大変興味深いテーマです。
おそらく、南米などでは、今でも反米クリスチャンは一定の勢力を保っているのではないかと思います。(調べてみよう。)
ちょっと戦間期の一部の白系ロシア人と似てますね。
ただ、あっちはロシアが攻められた「大祖国戦争」のために、どうあれロシアはロシアだというモードが優位に立って、祖国奪還モードは下火になった。
その代り、
ボルシェビキを呪い倒した言論の数々が残って、他の集団(日本を含む)に移植されたような流れがあると思います。アカ憎しの言論の数々には、白系ロシアのインテリ層が革命後頭に来て書いたものに根っこがあるんじゃないかと思ってます。
いずれにしても、もういい加減極東の意味不明な福音派カルトは終わりにしたいです。
軍事政権時代、韓国キリスト教と教会(カトリック、プロテスタント問わず)は社会の民主化勢力を精神的・社会的に支える立場に立つ場面が多く、いわゆる「解放の神学」にも似た要素を帯びていたように思います。
その一方で、徹底して「反共」の立場に立つ教会やキリスト者も無論いたわけですが、その源流は、解放直後の南北分断と朝鮮戦争の経緯を追えば必ず現れる「失郷民」の存在にたどりつくのではと個人的には考えます。そして、それは冒頭の疑問への回答でもあるのでは、と。
「失郷民」とは韓国社会で使われる言葉で、社会の混乱と戦争によって本来の故郷だった北朝鮮の土地から南に逃れて来た人々を指すものです。しかし失郷民の中には、地主階級でかつ熱心なクリスチャンであり、北社会の社会主義化の進行にともなって必然的に故郷を逃れて来た、という人々も少なくありません。
そういう人々の中から、強烈な反共意識と「アカ」への復讐心を抱き、4・3事件などの「治安作戦」にしばしば投入されては常軌を逸した虐殺行為で悪名を馳せた白色テロ組織「西北青年会」(「西北」とは黄海道地方の古くからの異称であり、その名のとおり同会は黄海道出身者が結成した)のような存在が生まれているわけです。
黄海道は最初にプロテスタントの宣教が根づいた土地だといいます。そういう「お膝元」的な背景をもつ土地柄がために、反共と宗教的情熱が悪魔合体したアインザッツグルッペンみたいな集団を生み出し、またその後はアメリカのプロテスタント人脈と結びついてきたであろうことは、韓国カルトの培地としては重要な意味があっただろうなと想像します。
アメリカで新型コロナ対策の指揮を執るのは、福音派カルトのペンス。病気より、ペンスだってことの方が心配だわ。
Симомураさんの奥様の御友人一家が心配。禅道場だからと言って、安心できない。
新型コロナウイルスに係るポーランドにおける状況】
1 感染者の有無
27日(木)におけるクラスカ保健省副大臣の発言によると,ポーランドにおいて感染者はまだ出ておりません。なお,感染の疑いがあるものにつきましては,病院に入院者47名,隔離対象者55名,モニタリングの対象者が1,570名となっております。
2 政府等の対応
(1)現在,ポーランドでは入国制限は導入されていません。他方で,空港において中国及び北イタリアからの入国者に対しては,体温測定の検査及びアンケート記入が課されております。また,航空会社が独自にアンケート記入等の対応している事例もあります。なお,LOTが,3月28日までワルシャワ-北京便を運休しています。
(2)国立衛生局から,中国,韓国,イタリア,イラン,日本,タイ,ベトナム,シンガポール,台湾への渡航を推奨しない旨の注意喚起がなされています。
以上
エピソードを書いてくださってありがとうございます。
文鮮明はものすごい資金力で邪教をソビエトブロックに振りまいていたものと思います。
これを総括できない極東、とりわけ日本と韓国は実に非人道的だと思ってます。だらしない。
お知り合いの方が幸福にくらしてらっしゃることを祈ります。