株式会社 電通ハウジング

社内のイベント、町の情報、個人的な趣味の話など、語ります。
曜日で担当がかわります(*^_^*)

横浜市歴史博物館

2008年08月18日 | bu-kunのブログ
夏期休暇をいただきました。
ぶーくんはといえば・・・・・

吉宗さまと遊んでからだらだら・・
本読んでからだらだら・・・
ゲームしてからだらだら・・・・
だらだらしてからだらだら・・・・・(って、だらだらばっかし!!)

ぶーくんは博物館好きである。
センター北駅にある横浜市歴史博物館によく行く。
常備展はイマイチ見るところがないが、
企画展が新しくなると見に行くのだ。
今回は、
「お願い!かみさま、ほとけさま」という企画展です。
何かというと、
”絵馬”ですね。

絵馬とは、その昔雨乞いをする為に、黒い馬を
天気を願う時には白い馬を神様にささげていた。それが、絵にかくことで
神様に馬を捧げますから、お願いを聞いてくださいというお約束の板だということなんですね。

そして、この展示はさまざまな絵馬が展示されていて(実際使用されていたもの)
絵馬なのに、豚とか牛とかはてはトラクターの絵も描かれていた。

絵馬はお願いごとにいろいろな図柄があり、
”め”と、書かれた物は目に関する病気を治してほしいとか、
手の形をした絵馬や足の形をした絵馬なども病気を治してほしいという願い。

面白系では
風呂に入る子どもの絵がかかれたものは
子どもの風呂嫌いを直してほしいというもの(神様にまでお願いするほどのことなのかは疑問)

男女が背を向けていいるものは”縁切り”で
先ほども書いたが、実際使用されていたものなのでこの絵馬には白いテープが二本ほど張られていた。
多分、名前がかかれていたんでしょうね・・・
この絵は男性は背広、女性は着物なので多分大正~昭和初期くらいだろうか・・・
この絵馬に名前を書いた人は何十年後かに博物館に自分の絵馬が展示されるとは思いもしなかっただろうな・・・

ちなみに、今回は古いものは天保時代の絵馬が展示されてました。

うなぎが描かれた絵馬は
二匹だと夫婦円満、三匹だと家族円満だそうだ。
まるで、我が家みたいだね(のろけ~)

一番面白かったのが、
心に鍵がかかっている絵馬!!
じつは、今回は入場券を購入すると一枚の絵馬がもらえる。
いろいろな絵柄があるようだが、ランダムでわたされるのだ。
ぶーくんがもらったのが、この心に鍵がついているやつである。



これは、なにかを断つかわりにお願いを聞いてもらうという契約書的な絵馬である。

展示されたものは、カルタに錠(カルタといっても博打のカルタ)
タバコに錠などであるが、
気になったのは”大根”である。
大根を断つのでお願いを聞いてくださいというのだ!!
どんだけ、大根が好きならこんな願いが成立するのか不思議であった。

さて、ぶーくんであるが何を書けばいいのでしょうか・・・
やっぱり、ポテトチップスをがまんするので体重を減らしてください・・・・だろうか?


絵馬の中には、
”御禮”(お礼)とかかれたものがある。
それは、願いが叶ったのでお願いではなく御禮の絵馬を奉納するのだ。
人に何かしてもらえばもちろんお礼を言うのは常識である。
神様にも願いをかなえてもらったんだからお礼を言うのは至極当然のことなのだ。


この横浜市歴史博物館の企画展はこじんまりしているが、身近で面白い企画が多いので
興味が湧いた方はどうぞいってみて下さい。
帰りには竪穴式住居の見学もお忘れなく・・・・



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする