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漬物の梨屋ブログ-山形の漬物・特産野菜・旬の食材・地域文化のブログ

酒田市教育委員の辞職願に思う☆

2010年10月16日 07時51分02秒 | 地域の話題
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

山形県酒田市の教育委員全員が辞表を提出していたことが明らかになりました。





これは、9月議会において高橋教育委員長の再任案が否決されたことが原因です。

教育委員会は合議制のため、高橋委員長にすべての責任を負わせるのは適当でなく、自分たちにも責任であると、委員全員が判断したことによります。

報道では、統合準備委員会が、「光ケ丘中学校」という校名案を提出したにもかかわらず、教育委員会が、校名を「酒田市立第一中学校」に決定したことで、市民に不信感を与えたとの理由から、今回の判断に至ったとあります。

酒田市教育委員のメンバーの皆様は、統合準備委員会が出した校名案(光ケ丘中学校)の結果だけではなく、統合準備委員会の中で議論された様々なことや、統合準備委員会での最終の投票結果、そして、酒田市内の他の中学校区の意見も加味して、校名を決定したのだと思います。

決して、統合準備委員会が出した「光ケ丘中学校」という校名案を無視した訳ではありません。

確かに、校名を決定した時期や、校名を決定するまでの過程において、地域住民への配慮に欠けた点もあったと思います。

しかし、平成16年以来、揉めに揉めていた合併問題・校名問題に、自らの身を投げ打って終止符を打って頂いたことは、素晴らしい功績だと思います。

高橋委員長をはじめとする酒田市教育委員会の皆様、本当にご苦労様でした。



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白鳥が飛来☆

2010年10月15日 07時46分39秒 | 地域の話題
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

山形県酒田市の最上川河口にあるスワンパークに、今年も白鳥が飛来して来ました。

といっても、スワンパークに行って確認してきた訳ではありません。

この時期の日中は、最上川河口に行っても白鳥を見ることはできません。

それではどこに行っているかというと、白鳥は、稲刈りの終わった田んぼで落ち穂拾いをしています。



落ち穂拾いをする白鳥



そして、夜になると最上川河口付近のスワンパークで、羽を休めるのです。

酒田市亀ヶ崎にある漬物の梨屋亀ヶ崎工場は、最上川スワンパークからは、2キロ程度の距離にあります。

夕方5時過ぎ頃に、外に出て上空を見上げると、白鳥の編隊が最上川河口に向けて飛んで行く光景を良く目にします。

これは、白鳥が田んぼでの落ち穂拾いを終え、最上川河口に羽を休めに行く途中の光景です。

このような光景は、雪が積もるまで、酒田市内の随所で見ることができます。



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大根入荷☆

2010年10月14日 09時04分08秒 | 今日のお仕事
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

夏の猛暑の影響と、9月に入ってからの2度の豪雨の影響で、山形県庄内地方では、秋野菜の出荷が遅れています。

今年最初の「大根」が、ようやく10月13日に入荷して来ました。



漬物の梨屋では庄内砂丘大根を使用しています。



しかし、値段が高い^^;

通常の仕入れ値の2.5倍~3倍の値段です!

漬物の梨屋では、大根が不足ぎみで、高値でも仕入をしないと間に合わない状況になっています。

そのため、繋ぎの意味もあり、200キロ程の大根を仕入ました。

今後は、徐々に量も出てくると思いますので、値段も落ち着いて来るでしょう。

しかし、「大根」の収穫の遅れから、一時的とはいえ、全国的に「大根」が不足している状況だそうです。

季節の進行の遅れは、すべての秋の産物に影響しています。



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温海かぶの作柄状況☆

2010年10月13日 08時59分00秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

山形県庄内地方特産の在来野菜「温海かぶ」の作柄状況が聞こえてきました。

10月12日に、山形県鶴岡市のある青果業者さんのお話しを聞くことができました。

その青果業者さんのお話しでは、今年の「温海かぶ」の作柄は、例年の半作だそうです。

つまり、例年の半分しか「温海かぶ」の収穫が得られないということです。



山形県庄内特産の在来野菜「温海かぶ」



10月12日現在、「温海かぶ」が小ぶりで、収穫できるものがまだ少ないことから、かなりの高値が付いています。

今の状況からすると、漬物の梨屋でも、新物の「赤かぶ(温海かぶ)」を出荷できるのは、例年より2週間くらい遅くなりそうです。



漬物の梨屋「赤かぶ(温海かぶ)」



その影響で、山形県庄内地方のお土産店などでは、「赤かぶ(温海かぶ)」を売り切らす店舗も出て来ています。

今後の作柄状況に一層注意を払う必要が出てきました。



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ウコンの表示について☆

2010年10月12日 08時48分50秒 | 漬物あれこれ
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

今日は、「ウコン」のお話しです。





「ウコン」は、アルコール分解を促進することや肝機能の回復を促すこと、胆汁の分泌を促すことで脂肪を分解すること、抗菌作用や抗腫瘍作用などがあることから、健康食品として知られています。

これは、「ウコン」に含まれる黄色色素のクルクミンという物質の働きによるものです。

漬物において、「ウコン」は、着色料として使われています。

しかし、一部の販売店で、着色料と表示すると食品添加物になるため、社内規定に抵触し、販売ができないとの問題が出て来ています。

そこで苦肉の策として、「ウコン」そのものが食品であるため、漬け原材料として表示するという動きが出ています。

以前、原材料名の表示について書いた時に、使用目的にあった表示をしなくてはならないということを書きました。

今回の「ウコン」の表示問題では、同じ製品で2つの表示方法が存在することになります。

これは、漬物を購入するお客様にとっては、非常に解りづらい表示だと思います。

食品の表示は何のためのものなのかを、漬物メーカーも販売店も、もう一度しっかり考え直す時期に来ているのかも知れません。



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