雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

ねこも梁から落ちる

2008-06-11 15:13:38 | リツ
私とねこたちが住んでいるこの家は、甘父が「自分のために!」と設計し、
さまざまなトラブルをくぐりぬけ建てたものだ。





                      うーと、うーと…。

         R)リツくーん、そんなところで眠ると落ちるよ。。。





しかし、同時に設計段階から、『この梁、リツくんとコトちゃんが渡ったら可愛いだろうね~』
と嬉しそうに妄想を膨らませていた。
なので、甘父とねこのための家とも言えるだろう。





                  ん…大丈夫。ぼくねこだから。

          そんなこと言って大丈夫じゃなかったじゃん。




そもそも、その時点で疑問が生ずる。
ねこたちの母である私はなぜこの家の住人としてカウントされていないのか?
この家には個室というものはなく、巨大なワンルームという感じ。
2階には2人分のスペースがあるが、我が家の家族構成は4人+2匹。
計算が合わない。。。





         しょうがないからもう起きよっかな…。

              そうしな、そうしな、落ちる前に。





そう思った私は、甘父に『Rといもちゃんの部屋はないの?』と聞くと、
甘父は『んなもん、ない!!』と言い切った。
もちろん、娘二人だからそのうち出て行ってしまうと予想して作ってないのかと思いきや、
『お前たちはハンモック!!(で眠れ)』…だそうだ。(-_-;)





                   くっっわ~~~ (あくび)

    よくまぁ、自分の体の幅より狭いところでウトウトできるもんだ。




結果的には、現在倉庫には私とねこ2匹で住み、
以前からの家に甘父・甘母・いもちゃんの3人が住んでいる。
ねこが陽だまりで幸せそうに毛づくろいしているところ等を報告すると、
『…おかしいな。自分のために作ったのに、ねこに占領されている…。』
と、イマイチ納得できない様子。




                   えぇと、方向転換してっと…  (クルリ

              同じ間違い(落下)を繰り返さないでね。





「私とねこ」に占領されているわけではなく、あくまで「ねこ」に占領されているという感覚。
やっぱり、私は倉庫管理人&ねこのお守り役でしかないのかしら…?






  **************************************************************
  **************************************************************




先日、リツが写真の梁から落下した。
いつかはやるだろうと思っていたが、とうとう。
梁の上にリツがいることは目の端でつかんでいたので、突然

ズルッ! ガリッ!  ・・・(落下中)・・・  ベショッ!!

という音がしたとき「やっちまったか!」という思いだった。
あわててデスクから離れ、階下を見下ろすとびっくり顔のリツと目が合った。
よかった、とりあえず普通に座ってる!!
そしてダッシュで1階に降り、体中を触ったり押したりしてみたが痛がる様子はない。
その後も、コトを追いかけて走り回ったりもしていたので一安心…。

まったく、もうちょとねこらしい平衡感覚や瞬発力を発揮してくれてもいいのに。。。











↑参加してます↑