認知症初期も的確診断=脳の異常たんぱく蓄積を画像化―PETで初成功・放医研
脳神経細胞を死滅させ、アルツハイマー病などの認知症を引き起こす異常なたんぱく質が蓄積した部位を陽電子放射断層撮影装置(PET)で画像化することに初めて成功したと、放射線医学総合研究所の樋口真人チームリーダーらが米科学誌ニューロン電子版に発表した。
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実用化されれば、初期段階から的確に診断できるほか、発症メカニズムを解明して症状の進行を防ぐ新薬を開発するのに役立つと期待される。アルツハイマー病以外の認知症にも有効という。
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アルツハイマー病の原因としてはこれまで、脳神経細胞の外に蓄積する「アミロイドベータ」たんぱく質が注目されてきたが、最近の研究で、異常なタウたんぱく質の影響の方が大きいことが分かってきたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130922-00000047-jij-sctch__________________________
認知症がだんだんと解明されつつあり、その特効薬も出来るそうで、これは嬉しいニュースです。
私の父はアルツハイマーに罹り、あれだけ頭の良かった人が惚けるなんて有り得ない、と思っていただけにショックは大きかったです。
祖母の最後の状態が父と同じだったので、明治生まれの人の世代には「アルツハイマー」なんて病名もありませんでしたが、きっと同じ病気だったのだと思います。
私の母も認知症に罹り、今は意識不明のままですが、自力で呼吸して自力で心臓も動かして、まだ生きて居ります。
両親とも認知症に罹ったのだから、私の罹患率は非常に高いと思われますので、子供も居ないし、自分が惚けても面倒を看てくれる人も居ないので、これは絶対に惚けられない!と思い、惚けの予防にも成る「プロアルギ9」を飲んでいますが、新薬の研究が進めば、益々安心出来そうだな、と只今思っているところです。
両親に惚けられて、その介護で前髪が一発で白髪に成ったくらい、一人で二人の介護をするのは熾烈でした。
これは私の中の「戦争経験」みたいなものです。
お蔭で体力がいっぺんに落ちて回復もままならず、介護の辛さで母親を殺して自殺を図ったと言う事件も、人事ではありませんでした。
要介護の認定は痴呆症では中々降りないと言われているのに、区役所の係官が来てインタビューした結果、
「お二人とも相当に進んで居られますので、認定されない事は決してありませんので、介護施設など、どんどんと話を進められて下さい。」
と言われた時には、正直言ってショックでした。
私は一人で、そんなに大変な人達の面倒を看ていたのか?!と複雑な気持ちに成りました。
そして、両親揃って、要介護の人しか入居出来ないホームに入ってみると、アルツハイマーに罹っているお年寄り達が、大正生まれにして、英語やフランス語がぺらぺらな、頭の良い人が多い事には驚かされました。
父は本当に頭が良くて、こんなに頭の良い人は他には見たことが無いくらいでしたが、どうも、頭を使い過ぎるから、脳の負担が多過ぎて、シナプス等、脳細胞が破壊されてしまうのかな??と思いましたよ、他のご老人を拝見してからは・・・・・
母も陸上の国体選手に選ばれる程の運動能力の持ち主で、152cmしかないのに、走り幅跳びで5m60を飛んで北海道代表に選ばれたくらいで、只、大東亜戦争勃発で、出場する筈の国体が消えてなくなったので、私は母の事を「幻の国体選手」と呼んでいます。
母は文武両道タイプで、勉強も今で言うところのオール5=当時は「優・良・可」で全部優の正に優等生でしたから、頭も良かった様です。
頭の良い人程認知症に罹りやすいとすれば、私の頭は大したもんではないので、大丈夫かも知れません。
それでも、独語の勉強で9週間で2年分の教科書を勉強する集中クラスを取った時には、物凄い集中力で毎日頭痛がする程に頑張ったので、或る日、授業の最中に「脳みその燃える臭い」がしてきた時には「あっ?!これが知恵熱か!」と思った事があって、脳みそが燃えて壊れてしまう、と思う経験をしたので、やっぱり用心に越したことはないかな、と思っています。
暗譜する時にも、どう言う訳か楽曲の内の2小節分だけ覚えられなくて、それが頭にこびり付いていたので夢の中でも譜面を読んでいて、目が覚めると暗譜が出来上がっていた事もありますが、その時も、起きた途端にぐったりでした・・・・・
あんまり脳に良い生活をしてなさそう!!