連立方程式には=が二つのものがあります。
例題
6x+3y-10=4x+3y-6=x+y
どう展開するかと言うと
6x+3y-10=x+y・・・①
4x+3y-6=x+y・・・②
①を展開すると
=の右側を整数にする。
6x+3y-10=x+y→ 整数の-10を右側に移すとーは+に変わる
x+yを左に移すと
6x+3y-x-y=10→5x+2y=10・・・①’
同様に
4x+3y-6=x+y・・・②を展開すると 3x+2y=6・・・②’
①’ー②’ より 2x=4→ x=2
②’ にx=2を代入して y=0
要点は、式を展開して、=の右側を「整数」にすること。
それだけやれば、あとは簡単!
=の意味がよく分からない子も居るので説明しておきますが
=の右側と左側が同じ値であるということです。
たとえば
x - 3 = 5
からxを求めるには、x以外の数を右側へ移動させれば良いのですが
-3を右側へ移すと、左側から(-3)が減ることに成ります。
だから、x=5-(-3) になりー×ーはプラスになるので
x = 5 + 3
x = 8
に成ります。
=の反対側へ移動したら、プラスがマイナスに成る、と単純に覚えないで
理屈が分かってさえいれば、応用問題も解けるようになりますよ!