11月29日(土)~30日(日)、箱根の古期外輪山の明星ヶ岳・明神ヶ岳に登ってきた。参加者は山仲間の熊倉さん・甥の秀治くんとその友人のIさんと私の4人。
今秋は、谷川岳に登る予定だったが、甥と私の日程の調整が巧くいかず、11月上旬を断念しての下旬の山行では谷川岳は時を逸していると判断し、箱根の山に変更したのだった。
29日は金時山に登る予定だったが、登山口到着時には雨が一段と激しくなり、この日の登山を断念。翌日の明星ヶ岳の登山口の確認に回った。
早川の左岸に聳える山々の箱根外輪山は、南から北へ、塔ノ峰・明星ヶ岳・明神ヶ岳・火打石ヶ岳・金時山と連なり、宮城野あたりの山裾も一大別荘地帯。その別荘地の奥から明星ヶ岳へと入っていく登山路捜しに少し苦労したが、そこでは、見事な紅葉に巡り会えて大満足。 この山々には何度も来ていた。向丘高校遠足の引率や、その向丘高校の若手男性教員と某幼稚園女性先生方との合同ハイキング、鷺宮高校では”低山歩き”等々。又、明星ヶ岳は8月16日の大文字焼で名高い。ただこちら側からの登山は初めてで登山口の確認が必要だった。(写真:明星ヶ岳と”大”の字)
確認後、宿チェックインまでの時間を「勘太郎の湯」で3時間ほどを過ごした後、この日の宿「ハーベストクラブ箱根甲子園」へ。私以外の3人は初めての宿。3人とも庭園や風呂に大満足。その勢いもあり、夕食時は高価な赤ワインをボトル注文してしまった。ここのバイキングはメインディッシュを魚や肉から選べる点がユニークで、その点も好評だった。 朝は7時半に宿発。8時には宮城野に車を置いてスタート。
宮城野→十文字焼場所→明星ヶ岳→明神ヶ岳→鞍部分岐→宮城野と回って、元へ戻ってきた。朝の天候から推して、山頂での快晴を期待したが、残念ながら終始霧に遮られて展望には恵まれなかった。しかし、ゆるやかな尾根コースのハイキングでのんびりとした一日を過ごすことが出来た。下山してくると、モミジが、待っていたかのように赤・黄色の色鮮やかなハーモニーを見せてくれた。
車運転は全コース、秀治くん。ご苦労様でした。来年こそは谷川岳へ。
(十文字焼場所から徒歩10分の分岐)
(縦走して来た外輪山のゆるやかな尾根)