暮れも押迫った12月25日(木)に「ハーヴェストクラブ 熱海伊豆山」に宿泊して来たのは、空き室がこの日しか無かったから。今年2月に宿泊し、是非、再び訪れたいと思っていた。3ヶ月前の予約優先権利のない私たちは、何度かオンラインで予約状況をチェックし、漸く、空いている日を見出し、その執念実っての”勝利”。
駒込から熱海へは、小田急線経由ではなく、東京駅経由で、JRのみの利用。小田原へなら小田急線利用の方が安くなるが、熱海迄だとジパング倶楽部3割引きがお得。ジパング倶楽部は年末のこの時期辛うじて使用でき、熱海への往復切符が購入出来る。問題は、100キロ以上の切符なのに途中下車が不可。そこで熱海の一つ先の「函南」まで購入(東京電環から函南までは熱海までと同一料金)。この様に購入すると、“途中下車”の例外規定を外せる。(途中下車に関しては https://www.jreast.co.jp/kippu/05.html 参照)
東京駅始発10時12分発の小田原行き15号車に乗車。この車両にもボックス席があり、旅行気分が十分味わえる。空いていたので、二人でボックスを占領し、ゆったりと1時間半の乗車で小田原下車。昼食はお気に入りの「菜たんこん」。昼食後熱海から宿のマイクロバスでハーヴェストへ。
フロントでアクシデントがあった。私たちの申し込みは通常料金の部屋の積りだったが、予約は一室5000円ほど高い部屋と言われ愕然。宿のミスか、私たちの勘違いか。電話予約の時に「和洋折衷の部屋ならお取り出来ます」と言われた様な気がしないでもないが、その言葉が、5000円お高いというシグナルだったらしい。今更ここで引き返す訳にもいかず、妻はOK。ポイントが溜まっていたのが幸いした。お蔭で、和洋折衷の、広くて豪華な部屋から駿河湾・太平洋を一望できる恩恵に私は浴した。
正面に初島とその先の遠景に大島。遥か右手彼方に伊豆半島。夜には熱海の街の夜景が。早朝6時50分過ぎには日の出を拝むことも出来た。
この宿は、ハーベストの中でも最新に近い。東京から近距離にあり交通費もお安い。露天風呂の温泉からの展望と、質の高いバイキング料理。更に至る所でリゾート気分が味わえる施設・雰囲気が用意されていて、ハーヴェストの中では一番人気。毎夜のバイキングがそれを物語っている。
今回の旅ではあまり出歩かず、ぼけっとリゾートして来た。(写真:日の出)
(早朝の初島)
(奥の湾が熱海の中心街)
(大島はうっすらと霞んでいた)
(夕暮れに、伊豆半島)