1月3日(土)の昨日、クルーズで浜離宮に至り、諏訪流放鷹術を見学して来た。企画は「東京水辺ライン」を運営する東京都公園協会。去年11月に新聞広告を見て応募し当選したもの。
船は両国にある「東京水辺ライン」両国待合所から出発し、隅田川を遡り、浅草・桜橋でUタウン。そこからは流れに沿って浜離宮へ。浜離宮では、毎年の1月2日と3日に、鷹と鷹匠によって諏諏訪流放鷹術が披露されて来たのだ。
妻は放鷹術の方に興味を示していたが、私の関心はクルーズにあった。取り分け、隅田川・柳橋下流から東京湾までは初体験なので、是非乗船したかった水路で、運よく抽選が当たった。
乗船前に獅子舞のお出迎え。 乗客100名余りを乗せて、船は9時40分、両国をスタート。船はここ数回乗船したものよりもかなり大きく、動きも速い。この日は快晴ながら底冷えのする寒さだったが、私は屋上に上り、隅田川周辺の景色を堪能するとともに撮影に熱中した。是非撮影したかったのは、ビルに写る東京スカイツリー。2年前には撮影に成功(ブログ最終に掲示)していたが、昨年の夏に、教え子で、観光ガイド売れっ子となったOさんと一献傾けた折り、彼女から「ここを、隠れた観光スポットとして、是非ご覧をと、皆さんにお勧めしています」と聞いて、是非もう一度と思っていたのだが・・・。この日は快晴が災いした。太陽光が眩しく目に入り過ぎて、対象物がしっかり捉えられず、失敗。(写真:乗船した船)
(桜橋を目指す”こすもす”) (スカイツリーの真後ろに太陽) それにしても、柳橋から下流で目に付くのは高層ビル群。こんなにも乱立されているとは知らなかった。私が気が付くのが遅かったのだが、地盤のそれほど強くない土地に、このような建物群、大丈夫なのだろうか、他人事ながら心配になる。
特別に楽しかったのは、11月のクルーズで通った、小名木川・神田川・日本橋川が流れ込む地点。点に過ぎなかった知識が、だんだん、線で結ばれていく快感。
船は45分で隅田川を走り終え、東京湾との接点にある浜離宮の船着場へと静かに到着した。(高層ビル群を行く”こすもす”)
(吾妻橋)
(神田川との合流地点)
(2年前に撮影のもの)