マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

荒川5中の新年会で、大相撲見物(その2)

2015年01月20日 | 学校

 私がボランティア勤務する中学の忘年会が行われた[「五臓六腑 上野店」は、黒毛和牛のみ使用の、もつ鍋名店らしい。12月19日(金)も満員の盛況で、宴会場所は文字通り肩を寄せ合うほどの狭さ。でもその狭さも幸いしてか、顔が見える距離空間の中、和気藹々と会話が弾み、盃が交わされる。初めて参加させて頂いた飲み会だが、この職場のチームワークの良さを実感した忘年会だった。
 かって、高校で教えていた私の個人感想を添えれば、学校現場で一番大事ものは、このチームワークだと思う。授業や生徒指導に当たる際は、その個人の熱意や力量が大切だろうが、集団としての生徒に対しては、教員側が指導方針を教員皆で共有する必要がある。それには教員集団としての活発な議論を前提とし、それを保障し、支えるのがチームワーク。昔の勤務校、向丘高校や鷺宮高校を思い出させるような、ここの職場の良き雰囲気を感じ私は嬉しくなり、飲み放題のご酒を沢山召しあがってしまったが、帰路、バス路線のみならず下車駅までご一緒の先生がいらしたことが幸いした。
 モツ煮込はよく食するがモツ鍋は初めて。流石に美味い鍋だった。


 新年会には事前に、幹事さんが特別作成した”しおり”が配布された。高校では考えられない、きめ細かさ。事前のアンケートが集約されていて、各自の出身地・酒量・贔屓力士・好きな飲み物が一覧表となっていて、私はこの栞を熟読して宴会に臨んだ。
 相撲見物後は、ちゃんこ鍋「吉葉」へ。ここは、「悲劇の横綱」吉葉山が所属していた、旧宮城野部屋のあったところ。その建物を譲り受け、吉葉山の名から「吉葉」と名付けた割烹料理店。私は知らなかったが、数あるちゃんこ鍋店の中でも有名なお店で、ある幹事さんの熱意が実ったらしい。(写真:17日撮影の土俵)







 玄関を入ると土俵が目に飛び込んでくる。私たちは2階の貸切りの宴会場へ。乾杯後、今回も楽しい会話が交わされ、料理が3点ほど出された段階で、お声が掛かった。1階の土俵で一番太鼓と相撲甚句が行われるとのこと。料理はさて置いて、多くの人たち階下へ。間近で聞く一番太鼓(と呼んだような?)と相撲甚句。相撲見物に来たのだとしみじみ思わせる趣向である。このお店の繁盛原因は魚河岸から毎日仕入れる新鮮魚とこのイベントと知った。なにせ100名は収容可能なこのお店。大相撲同様大入り満員だった。(写真:吉葉HPより)





     (土俵上で太鼓)

  
     (土俵上で相撲甚句)

 イベント
終了後、宴席は仕切り直し。沸騰寸前のちゃんこ鍋を堪能しながらの宴。特に幹事さんが用意してくれた“しおり”が良かった。私のような新参者には会話の切っ掛けとなった。
 帰路、隅田川を渡り来る夜風は強烈に冷く、身に沁みたが、心持は温かかった。