6月26日(火)~29日(金)まで、諏訪から伊那へと、信州の旅を楽しんで来ました。26日に上諏訪で借りたレンタカーで、27日に訪れたのが八島湿原と霧ヶ峰です。 八島湿原は、今回は湖畔へは降りず周辺を散策しただけですが、比較的好天のこの日、周囲の山々を背景にした湿原の上空には入道雲湧き、夏の彩り濃いものがありました。
霧ヶ峰ではまず”ころぼっくるひゅって”を目指しました。丁度数日前、この小屋のオーナー手塚宗求さんの「諸国名峰恋慕」を読み終えた影響があったかもしれません。晴れた日には、この小屋の野外食堂から、霧ヶ峰高原を取り巻く峰々、例えば車山や蝶々深山を眺めるのが好きな私は、昼食に頼んだボルシチを食べ終え、コーヒーを味わいながら、この日も飽かず、たおやかな山並みを見つめていました。
そこへ、高齢の、長身で品の良い方が現れました。失礼かとも思いましたが、この方に向って「手塚さんですか」と話しかけると、吃驚したようにこちらを振り向き「そうですが」と怪訝そうな顔。「最新作、面白く読みました」と話の穂を繋ぐ私に、「それはどうも。どうぞごゆっくりと」だけ述べて、小屋の出入り口に消えました。この小屋を創設して50数年、山小屋経営の傍ら幾多の山に行かれ、名エッセイを書き記してきた先達に一言声をかけたかったのでした。
(写真:小屋からの眺望。車山から蝶々深山へと続くの稜線)
昼食後、霧ヶ峰高原を散策しました。丁度レンゲツツジが満開です。遊歩道を歩くと、残念なことにかって観たほどの花の勢いはありません。ニッコウキスゲ同様、鹿の食害の影響です。ニッコウキスゲ保護の為の電波流れる柵を残念な思いで眺めながらの歩みでした。
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