マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

『漆家 花の宴』へ

2019年04月16日 | 

 甲府盆地へと拡がる扇状地の一角・塩山の地に、安曇野から移築した古民家「漆家」はある。何世帯かの共同生活が開始されてから20数年にはなったのだろうか。そのお一人のマサさんと妻は元同僚で、その縁で10回近く「花の宴」にお招きを頂いてきた。桃と李の、赤と白の、花の盛りの美しさは格別で、皆さんにもお見せしたいとの思いからスタートした「花の宴」。マサさんからの妻へのメールには「百花繚乱です」とあった。
               
 
 13日(土)蓼科の空は快晴だった。ツルヤに寄った後、中央高速自動車で諏訪ICから勝沼ICへ。IC下車後、この近辺の交通事情に詳しい石野さんは車を「フルーツライン」に向けた。途中の展望台からは甲府盆地全体とその背後に南アルプスが見渡せ、眼下には桃の薄いピンクと中央線の線路も。車窓からも色鮮やかなピンク色が見て取れた。桃の花は今が満開だった。



 「漆家」に到着すると宴はバラさんの司会で自己紹介が始まっていた。参加者は15名くらいだったろうか。最後に料理長のマサさんから料理の説明があった。主としてこの地で採られた野菜の手作り料理を準備しましたとのこと。



 その全部を美味しく頂いた。特に菜の花の辛しあえと胡桃みその田楽こんにゃくは絶品だった。赤と白のワインを嗜み、ほろ酔いにベランダに出て改めて周りを見渡した。色とりどりに彩られた甲府盆地を山々が囲んでいた。朝はっきりと見渡せた南アルプスは霞み始めていた。






 李は白、桃はピンク、ピンクの色の濃いのはハナ桃と教えてくれる方がいる。赤と白は花とワインだけではなかった。紅白幕の張られたお茶席も用意されたされていた。今年もお茶を点てて下さったのはYさん。






 絨毯も敷かれていた。マサさんの夫さんは「ここに座る予定でしたが、直射日光が暑過ぎて室内にしました」とのこと。私の印象では絶快晴の下での、今年の花の宴が過去最高に思えた。梅桃李桜花海棠連翹紫木蓮雪柳躑躅菫 まさに百花繚乱だった。
 
沢山の手作りジャムと菜の花を頂いて漆家を後にした。「花の宴」は来年を最後にしますとのこと。


 以下の写真は漆家周辺の花々。

  

  

  

  

  
 
  
 
 

 

 
 

 


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