前回のブログに登場させた『和食純吟 はなれ』へ、そのお店を知ったその日に早速妻とランチに出掛けた。フットワークは軽いのが取り得。朝、外から見ただけで良げに見えたのは、ガラス窓にランチメニューが貼ってあり、日替わりランチが三種類で1000円~1500円とあったからだ。本郷通りの歩道から、ビル1Bにあるお店の一部が見渡せ、洒落た作りに見えたこともあるが、”純吟”というネイミングに惹かれたことが大きい。(写真:窓に貼られていたメニュー)
外食を渋る”財務省”をやや強引に誘って出掛けた。予想以上に良い和食屋さんだった。パンフレットに書かれた”上質な和の空間で旬のお料理を”の謳い文句に恥じないお店だ。室内のインテリアは木が基調で、カウンター席が10位で、テーブル席が20位だっただろうか。奥は個室としても利用出来そうになっていた。
日替わりランチメニューは三種類で、どんぶり御膳1000円、健康御膳・日替わり御膳1200円、はなれ御膳(刺身3点盛りと天ぷら3点盛り)1500円とあった。
妻は日替わり御膳を私は健康御膳を注文した。日替わり御膳は鱈の煮つけ。妻の感想は「非常に美味しく喉の通りも良かった」。
健康御膳の五穀+五豆は野菜が豊富でドレッシングが結構なお味だった。料理人は一人で注文を受けてから調理するようで、料理が出て来るのに時間は掛かるがこれは苦にならなかった。
帰宅してネットで調べると、本郷追分に『和酒処 純吟』という酒処があり、店主は日本酒の利き酒師で、繁盛しているその店の姉妹店として昨年10月にオープンしていた。
30年ほど前、早稲田関口にある日本料理『松下』(現在は閉店)によく通ったが、やや値が高く、定年後には敷居が高くなっていた。そのお店の最初の頃を彷彿させる雰囲気と味の良さ。夜のはなれ御膳が2100円と安いことも嬉しい。バス停では「本郷追分」と「東大農学部前」の中間あたりで、家から比較的近いのも有難い。
今日の二葉。自宅付近の江岸寺は御衣黄桜が見頃かなと出掛けた。例年はソメイヨシノの散り初めに咲き出すのだが、今年は花冷えの影響が強く、ソメイヨシノはまだ豊富に花びらをつけていた。お陰で前が緑でその後ろがピンクという珍しい写真が撮れた。