京都二条城前で「くらふと和光」を経営する”京の染色家”高橋宏子さんから個展開催の挨拶状を頂き、12月2日(木)の一昨日、東京駅八重洲地下街にある「ギャラリー八重洲・東京」に、家人ともども足を運びました。「暮らしを彩る工芸展」と題して、彼女の制作した屏風・着物・帯・婦人服などが多数展示され、販売も行われています。特に京都展覧会での「あかね賞」受賞作などが数品展示されていて、室内を色彩豊かに飾っていました。
京都在住の彼女との出会いは後回しにして、まずはその横顔を紹介します。(宏子さん父 高橋和光さんの作品)
宏子さんは、画家であった高橋和光(菊池契月門下、京都府伝統産業優秀技術者表彰)を父に持ち、その下で、手描き友禅の着物制作に従事。里 明氏(光風会、日展審査員)や渋谷和子氏(京都美術文化賞受賞者)に師事し、型絵染の研鑚に努められた後「くらふと和光」設立。
1986年から公募団体に出品を始め、1988年 京展 あかね賞を受賞 2000年には日展・京展・日本新工芸展などに入選。2001年には読売新聞本社賞受賞。2002年にも日展に入選し、日本新工芸展にはこの年以降連続出品しています。時折東京の三越などで個展を開いています。
写生を通じて、樹木や花の美しさを「かたち」に表現するとともに、写実性だけでは描ききれない植物の持つ生命力や精神性をも作品に描きこんでいます。
さて彼女との出会いですが、10数年前「全日空ホテル4泊+新幹線京都往復」4万円台という激安プランが発売され、家人と京都に出掛け「全日空ホテル」に宿泊した折、ホテルの2軒先に「くらふと和光」なるお店を見つけ覗いてみました。
主として服が展示・販売されており、家人は趣味に合うものを購入しました。このお店がいたく気に入った家人と、京都を訪れる度にこのお店に足を向けるようになったあるとき、「高橋宏子」と書かれた表札を見て吃驚。その名前は私たちが良く知っている方と同姓同名だったからです。
これ以降、以前より足繁く通うようになり、会話を重ねるなかで、横顔で紹介した経歴も知るようになりました。宏子さんと家人の親密度も増して行き、大晦日には宏子さんご一家と比叡山での初詣も計画。これは雪の為中止となりましたが・・・・。東京での展示会などあれば、その度に出掛けもしました。ご自分のプロデュースによる服や小物は、オリジナリティーに富み、比較的お安い値段なので、何年もの間に、彼女の作り上げた服が増えていきました。
今回の個展会場には中央には京展での「あかね賞」受賞作が飾られ、その他最近制作した作品に撮影意欲を駆られ、多数撮影してきました。私も帽子を購入して来ました。(京展 あかね賞受賞作品)
最新の画像[もっと見る]
-
5年ぶりの草津(その2) ブログ最終回 1年前
-
5年ぶりの草津(その2) ブログ最終回 1年前
-
5年ぶりの草津(その2) ブログ最終回 1年前
-
5年ぶりの草津(その2) ブログ最終回 1年前
-
5年ぶりの草津(その1) 1年前
-
5年ぶりの草津(その1) 1年前
-
5年ぶりの草津(その1) 1年前
-
妻の一周忌 1年前
-
孫の七五三で音更へ 1年前
-
孫の七五三で音更へ 1年前