マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

圓朝寄席・国立演芸場

2018年08月26日 | 映画・美術・芝居・落語

 偶然ではあったが、今年の8月は落語を3回も聴きに出掛けた。11日(土)が高円寺で「ぶんぶんけんけんの会」。18日(土)が谷中全生庵で「圓朝寄席」。20日(月)が国立演芸場。
 
国立演芸場は「新協建設工業」の企画に運よく当選していた。昼食付で1,000円という有難いイベント。「圓朝寄席」は毎年聴きにいくようになっていて、今年も、先代円楽の弟子鳳楽・円橘・好楽のトリオが顔を揃え、前売り1,500円というお値段で聴けるのが魅力。



 圓朝寄席の前座に青い目の外国人が登場し「好楽の10番弟子の三遊亭じゅうべえでございます」と名乗ったのには驚いた。スウェーデンからの交換留学生で中央大学文学部に在籍したことがあり、昨年7月に入門を許されたそうな。「桃太郎」を語ったが、比較的流暢な日本語には更に驚かされた。
 円橘 夢の酒
 仲入り  抽選会
 鳳楽 青菜
 好楽 藪入り
 この日も私はレンタル試用中の補聴器を着けていた。以前よりは概ね聴きやすくなったが、その補聴器で聴きやすい落語とそれほどでもない落語があった。鳳楽の「青菜」は実に聞き易かった。「植木屋さん、植木屋さん・・・」で始まる語りがしみじみと耳に届いた。暑い夏の、縁側でお酒を勧める主とこれを頂く植木屋さん。落語ではお酒を飲む場面がよく登場するが、特に私はそれが嬉しい。涼しささえ感じつつ、じっくりと話を聴かせてもらった。

 国立演芸場は落語の前後にコントあり、漫才ありで、落語の終わり3席が桂歌春・桂小南・三遊亭小遊三だった。桂歌春は『火炎太鼓』を語った。小南と小遊三は演目が思い出せない。
 
先日亡くなった桂歌丸は「弟子三人を上げれば誰ですか」と聞かれ「一に歌春、二に歌春、三に歌春」と答えたとかのエピソードを聞いたことがある。








  補聴器を通して聞いた噺のなかではその歌春の『火炎太鼓』が楽しかった。結末がハッピーエンドは後味が良い。歌春のなよなよっとした姿、もう一度見て聴いてみたい。国立演芸場はシルバーの入場料は1,300円と知った。シルバーパスも利用して聴きにいこう。
 今月聴いた10ほどの噺。同じ題の噺をYouTube
で幾つか聴き直した。結構な環境の時代だ。 


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