朝日新聞の「悩みのるつぼ」というコラムに興味深い記事が載った。
回答者「オタキング」こと岡田斗司夫氏のブログにも掲載あり。
「漫画家になりたい」という孫に戸惑うおばあちゃんの相談。
オタキング氏は、それは「ナルナル詐欺」というもので、現実を知らせるのが
お孫さんの為だと諭しています。
http://blog.livedoor.jp/otakingex/archives/51248257.html


そしてその「漫画家なるなる詐欺」についてtwitterの現役漫画家たちの感想を見つけた。
本気でやりたけりゃ「成績落として、親とバトルしてる暇なんてない」
ということなんだなあ。厳しい世界だよやはり。
http://vanityrose.tumblr.com/post/5274557060
かくいう私も10代の時、オタキング氏のいう「絵描きになる」ナルナル詐欺師だった。
どうしても、絶対絵描きになるのであれば、手段は選ばずがむしゃらに進めたはず。
結局、絵描きになるというのは目標ではなく、絵描きになろうとするプロセスを
進みたかっただけだったのかもしれない。

目標を絶対手に入れるには、イチローのように、そのために必要なこと以外は
切り捨てて、やりたくないことも目標のためにやらなければならない。
やりたいことだけをやっていては、目標には届かない。
私は、結局やりたいことだけを選んで生きてきたような気がする。
考えさせられるオタキング氏のコラムだった。