《2019.10.1》
今週は白菜の収穫を経験した。見渡す限りハクサイ、白菜。畝の長さが500mあるという恵庭には珍しく大きな畑だった。
何せ生まれて初めてのことだが、30代のお兄さんが丁寧に教えてくれた。大きな外葉を広げて底の茎の辺りに専用包丁の刃の先端を入れる。ブロッコリーやキャベツの収穫にも使う汎用性のある優れものだ。
スパッと切れるが白菜の葉は下から何重にも重なって上に向かって巻いているので、切るところが上過ぎると葉がバラバラと落ちてロスが多くなるし、下過ぎると切り口を綺麗にする後始末を重たい白菜を抱えて行わなければならず時間がかかる。
慣れた人はスパッと切って、外葉を1枚程度取って直ぐに横に置いて前進してゆく。こちらは切った後の始末に苦労しながら前進する。
後ろにはダンボール箱に詰め込む部隊が付いて来るので必死だ。汗だくになっていると最初に教えてくれたお兄さんが寄ってきて、「どうですか。ゆっくりやってください。初めてにしては綺麗ですよ。」と励ましてくれた。
農協から電話がきた。「佐藤さん、お声がかかりました。」来週も二日間、同じ農家に出掛けることになった。ガンバロウ。
《専用包丁。切っ先まで刃がついている。》