ミニトマトに黄色はあるが、隣のおばちゃんから大玉の黄色いトマトをいただいた。
初めて見た。柿のようである。
初めて食べた。トマトの風味はや欠けるが食感が柔らかい。
おばちゃんは推定?85才、旦那さんを早く亡くし、ひとり暮らしである。
秋田の出身で若い頃は道内の炭坑の鉄道でツルハシを振るって鉄路を守った。
働き者を絵に描いたような人だ。
私達が転勤で3年間家を空けていた時は、夏は庭の管理、冬は家の前の除雪をしてくれていた。
今でも春先には昔の〝相棒〟のツルハシで道路の氷を砕いて融雪を早める。
「家の中でジッっとしているのがイヤなの。」としっかりしたとした口調で話す。
黄色いトマトは「苗を間違った。」とニコニコ。
あやかりたい。
いつまでもお元気で。