楕円と円 By I.SATO

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泉・立憲民主党が益々分からなくなった

2024年02月04日 | 日記
4日の京都市長選挙で自民、立憲、公明、国民が推薦する候補が共産が支援する候補の猛追を何とか振り切って当選した。




京都は共産党が強い地域とはいえ、177,454票と161,203票。
その差は僅か16,251票であり、(愛想つかした)自民票と(怒った)立憲票が相手候補に動いたのではないかとの見方もあるようだ。


当選した候補者が元民主党参院議員とはいえ、依りにも依って何でこの時期に自民党と組む必要があったのだろうか。
ここは国政の自公対野党の構図で戦うべきであった。
勝っただろう。

同じ4日にあった前橋市長選では保守の牙城で野党が自公候補者を破っている。

「連合が」「連合が」というが泉代表のチグハグナな頭の中が分からない。


そして、これも4日に開かれた立憲民主党大会。
泉代表が党定期大会で「次期衆院選で政権交代を必ず成し遂げよう」と訴え、自民党を上回る第1党の議席獲得を目指すと明言した。

さしあたって、4月に予定される衆院東京15区、島根1区、長崎3区の3補欠選挙の勝利に全力を挙げる考えも示した。

現実は野党連携調整が進まず、候補者の擁立も進まず、身内で拳を突き上げている感じがして空しい。

泉代表はこれだけ地に落ち腐りきった自民党政治が信頼を失っているのに立憲の支持率が伸びないことをどう捉えているのか、さっぱり分からない。

連合の顔色ばかりを伺っているが、組合の組織率も下がっているし、600〜700万といわれる票のどの程度が来ているのだろうか怪しいと思っている。

泉代表は芳野連合会長と市民連合による野党共闘を腹を割って話し合うべきではないか。

厳しいが「泉代表が次の首相というリアリティが無い。」という見方もあるようだ。
トップにはカリスマ性も必要だ。


しかし、やっと次の選挙で政権交代を目指すことを公言したわけで、これからどのような戦略で成し遂げようとしているのか注目したい。
泉代表はもっとメディアに露出して政権構想を語って欲しい。

今を逃してはもう政権交代のチャンスは無いだろう。