久しぶりに「風に吹かれて」を聴いた。
1963年、21歳のボブディランが仲間と公民権運動 人種差別について語り合っていて書いたという。
1970年、日米安全保障条約改定と大学紛争で封鎖解除した機動隊が常駐していた頃、学生会館か、寮の窓からか、流れていたことを想い出す。
日本に熱と力があった時代。
元の曲が黒人霊歌の「ノーモアオークションブロック」であることを知った。ブロックは奴隷が立たされた〝台〟を指す。
歌詞は烈しい。
紛争、人権、公民権、貧富差・・・
人間社会の根本的な問題は今も風に舞っているー。