楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
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宿便は政権交代でしか出ない

2024年03月12日 | 日記
参院予算委員会で立憲民主党の辻元議員が岸田首相に「2024予算の自然成立に拘ったのは近々衆院解散を考えているからではないか。」と質問した。

9日になって、泉代表が京都市内で開かれた党会合の挨拶で岸田文雄首相に早期の衆院解散・総選挙を迫ったのは呼応したものだろうが、4月の衆院3補欠選挙で全敗しても岸田首相は居座ることだろう。

理由は解散したら〝麻生解散〟の二の舞を踏んで自民も公明も大敗して下野することになるからである。

世論調査の低支持率は意に介せず麻生太郎と会食して〝岸田降ろし〟を封じている。鉄面皮である。

公明党もさかんに「解散は自民党総裁選の後」と言っている。国民は忘れると考えているからだろう。


TVで佐高信氏が 「佐川急便事件ってありましたですね、あの頃は自民党の汚職っていうのは『宿便』のようなものだと言ったことがあるんですよ。
宿便、ロッキード便にリクルート便が重なりその上に佐川急便が重なっって、今回は『裏金便』が加わってるわけですね。」と昨今の政局アナリストにはマネの出来ない上手いことを言っていた。


すっかり政倫審に目を向かされている。自民党の術中にハマった。
下村議員は出るだろう。

「(出るつもりだけれど)自民党と相談して。」と言うのは政局の動きを見て証言内容を決めようとしているからにすぎない。

森・元首相に安倍派を継がせてくれと土下座したとか。
品の無い政治屋である。


自民党は組織的法律破りばかりでなくスキャンダルまみれだ。
『宿便』は政権交代でしか出ない。

泉・立憲民主党はとにかく候補者を立て、共産党とうまく連携して政治不信の渦を取り込まなければカラ元気で終わる。