2024.6.21
かつて仕事で知り合った果樹農家の人に葡萄の剪定方法を聞いたことがあった。「秋口の花芽が付いた頃に丈夫そうな枝を残して、太陽の光がまんべんなく差し込むように、混雑しないように、枝を切ればよいのです。」と教えてくれた。
素人に難しい技術を話しても理解しずらいと考えて根本的な理屈を話してくれたのだと思う。
以来、我流でバチバチ切ってきてそれなりに房を付けてくれたが、今年は殆どの枝が枯れてしまった。昨年の酷暑の影響だろうか、我流がいけなかったのか。
春先には諦めていたところ、6月になって生き残った枝の花芽が膨らみ集中的に花が付き始めた。こんなことは初めてだ。
樹体に生き残りの防衛本能が働いているのだろうか。
早出し大根の農作業支援に出掛けると作物はおおむね順調のようだが、こちらは春先の寒暖差の大きな天候で太り方にばらつきが見られるとのこと。
ビア樽のように真ん中あたりが膨らんでいるものが散見される。
気象予報のデータでは、梅雨明けの遅い年は「豪雨」か「酷暑」になる確率が高いという。農作物を安定的に収穫するということは大変なことである。
今日は朝から小雨。一日で大根の成長がどんと進むらしい。水曜日から手伝いだ。大きくて太い大根は重たい。
2024.6.21