住んでいる恵庭市の隣の長沼町の上空は航空機の新千歳空港と自衛隊千歳基地への着陸侵入経路になっている。
農作業の支援で長沼町寄りの地区に出掛けると、腰を伸ばしながら上空の飛行機を眺めることがある。
尾翼に日の丸が付いた政府専用機は自衛隊千歳基地が母港なので、日に一度は見かける。
乗員訓練と機体チェックのためとのこと。わざわざ海外に出掛けなくても可能な「〇〇〇で合意した、確認した。」のために飛んでいることはないのかな。
費用も結構な金額だろう。
自衛隊の戦闘機は夕方になると、日高沖や積丹沖の上空での訓練を終えて次々に帰還する。
農作業も終わりに近づきつつある頃だ。
5月下旬に長沼町に近い田んぼに田植えの支援で行った時のこと。
いつもと様子が違って、編隊を組んだ戦闘機が日中から次々に千歳基地に向かって飛ん行った。
家に戻ってその日、5月25日は北朝鮮による弾道ミサイル発射に対し、日米がけん制の意思表示のために急きょ航空自衛隊と在日米軍による共同戦術訓練を実施した日だった。
千歳と三沢から計8機の戦闘機が参加したというがもっと多いように感じた。
隣の千歳市には第7師団司令部が置かれ、日本の北端を担当する航空自衛隊の千歳基地はかつてのソビエト連邦、継承国のロシアと対峙する最前線の基地とされている。
何か事があれば真っ先に攻撃されるのは間違い無い。
この北海道も台湾有事の際の沖縄と同じなのではないかと思うことがある。
防衛力は理屈としては攻撃力と均衡してのものである。
多くのアメリカ軍基地があり、原発が立地している国土を防衛力を強化して守るということは限りなく攻撃力に近づくことであり現実離れした不毛の理屈と常々思う。
ウクライナ戦争が人類に問うているのは「軍事」ではなく「外交」の力を整備する知恵ではないか。特に近隣国とは。
岸田首相にその理念は無く、何を言っているのか分からない言動でこれからも国民を煙に巻くのではないか。野党はしっかりして欲しい。
田んぼから日の丸飛行機とF15イーグル戦闘機を仰ぎ思った。
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
おっしゃるように、桜、ハナミズキ、ライラックと咲き継ぐ花は、春の移ろいを彩り鮮やかに演出してくれますね。
仕事をやり終えた、風呂上がりのひと時、西日の射す庭に楚々と咲く草花を愛でる
I.SATOさんの満ち足りた姿が思い浮かびます。「ひと日の幸」を詠んだ味わい深い詠歌と考えます。
なお「まだ軟らかき西陽さす」の春の季節の表現が秀逸ですね。
陽が長くなり、身体を活性化せてくれます。北海道の夏はアッという間です。
防衛費の「相当な増額」や「敵基地攻撃能力」や新しい民主主義の内容も国民の考えや国民生活とは大きく乖離していますよね。
個人の資産も「貯蓄から投資へ」などとは「絵空事」のようなもの、貯蓄さえも難しい国民にリスクのある投資を?・・
少しは期待させるものがあるのかと微かに期待もしましたが安倍政権と何ら変わらぬ、或いはそれを継承するような政策では修正、訂正などと繕ってみせてもバレバレですね。
ロシアによるウクライナ侵攻に触発されたのか、我が国では「軍備増強論」が大手を振ってまかり通っています。
そして平和や人権問題への冷笑的な世論作り。
何とも危険な匂いがします。
ご指摘の「外交の力」の整備、全く同感です。
平和を重視する立憲民主党や共産党など、もっとしっかりしてほしいものです。
それにしてもまともな野党は共産党だけになりました。
瞬時に反撃されるし、複数発射に対応出来きません。
国際社会のなかで日本が東アジアの平和維持のために何が出来るのか、すべきなのか、政治家としての理念が求められていると思いますが、岸田氏の頭の中はカラッポとしか見えません。
霞が関にブロがいなくなったのかもしれません。