経済学者の森永哲朗氏が『五公五民』のことを以前から話していた。
江戸時代,領主(公)が農民(民)の全収穫量の何割を年貢として取るかを示したもので、初期は四公六民だったが、五公五民になってから、村役人や富農の屋敷を破壊するような「百姓一揆」が多発したとのこと。
そんなことを習ったような・・・。
森永哲朗氏はこれを現在に置き換えて、国民所得に占める税金や社会保険料(年金・医療保険など)の割合である「国民負担率」として話していた。
これが1970年度で24.3%しかなかったものが、20年前の2002年度で35.0%、2013年度には高齢化にともなう社会保険料の増加などで40%を超え、直近で47.5%なので、『五公五民』というわけだ。
もはや一揆の時代ではないが、亀井静香氏が、「これからは、下手をしたらテロの時代になるよ。議会とか労働組合とかの社会集団が世の中を正すことが出来ないと思うようになったら。
今の連合なんて、労働者を代表して経営者と交渉していますか。
ストもしていないでしょう。
野党なんて今や存在しないも同然。国民の利益を代表して政府とやり合う政党があれば国民は託しますよ。」
警察出身で元自民党重鎮がこう語っている。(表現者「クライテリオン」2023.5)
明日は地方統一選挙後半と衆・参補欠選挙の投票日。
どこの党派であれ、国民が亀井氏のような政治とは何かを考える人物を発掘し続けるより方法は無い。
亀井氏は、「そりゃ国民が悪くなったからだよ。」とも語っている。
高田渡(1949-2005 ) フォークシンガー
その通りですね・・・僕でさえ理解出来ます
先日連合の吉野会長の事を書きました
結果こう言われてしますのです
「やっぱ女は駄目だ」となるのです
こんな労働組合なんかありません
確かに国民が馬鹿になったのです。