覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

竜王登場

2005年05月13日 23時48分54秒 | Weblog
 日曜新潟の10Rに飛竜特別が組まれ、また東京のテレビ埼玉賞でも、レース名の埼玉に 玉=ぎょく といい、将棋で一番大切な駒 が入っているので、これに合わせた竜王の登場ではないのだろうか。現在A級に属しておらず、名人戦に出る心配の無かった渡辺竜王の対局予定と競馬番組を勘案の上、放映日、収録手筈を整えたと見る。
 京王杯には、名人の日 10月10日に発射した当の馬が出走してくる。


 もう古い思い出だが、クラウンシチー という馬がいて、普段ろくに走らぬこの馬が何故か京王杯で発射した。

 96年9月の京王杯オータムハンデで1着、翌97年京王杯スプリングカップでこの馬と同枠のオースミマックス2着。16頭立てで11番人気12番人気の組んだ枠だったから、当然勝ったタイキブリザード1番人気との枠連でも¥4770。同97年京王杯オータムでも6番人気の3着複勝¥440。これが98年秋京成杯オータムハンデと改称したレースからかすりもしない5着敗退。
 何故、京王杯でクラウンシチーなのか。京王百貨店に買い物に行き、荷物を詰めて帰ってくれば分かるはずだ。これは小郡のファンでは分かるまい。都市生活者向けのサービスだ。逆に、小郡のファンだけにプレゼントもあるはずである。


 現役で、竜王の名を持つ競走馬は1頭。天皇賞当日の京都2Rで8枠15番で5着でデビューしたリキアイリューオー。そのレース結果は

1着 2枠 3番 ブイヘネシー
2着 6枠11番 トーホウフウジン

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1八角成る

2005年05月13日 22時49分18秒 | Weblog
 日本将棋連盟のHPに拠れば、15日日曜日の12時半からの競馬中継(TVKなど)に、将棋竜王の渡辺明先生が出演されるという。
 そう言えば、「優駿」4月号の さろんど競馬12回 には、渡辺竜王が登場し、この弱冠21歳の、将棋界では名人と並ぶ若きタイトルホルダーは、競馬と野球観戦を趣味としていることを話している。思い出のレースは武豊のスペシャルウィークがハナ差で敗れた99年の有馬記念 「僕が中学3年生のときでゴールインしてガッツポーズをした武豊が実はハナ差で敗れていたこと、これは素人よりもずっと早く勝負が見えてしまうプロとしてみて新鮮な驚きだった。武さんは将棋で言えば羽生さん(現王位王座王将棋王4冠)に匹敵する存在で、大きな教訓を貰った」と述懐する。

 奇しくも、今宵は、昨日朝9時から始まったその羽生4冠 対 森内名人 の名人戦第3局が決着する日である。
 将棋と競馬 という、普段余り並べて語られること少ないもの同士だが、21世紀最初のダービー馬 ジャングルポケットが勝った年は、「優駿」誌にこの馬の渡辺栄調教師が登場し、皐月賞は惜しい競馬だった(3着)ので、ダービーで定年近い自分にとり、詰み のレースになってくれれば嬉しい旨のコメントをし、その通り勝った。渡辺調教師は、中央競馬会の将棋サークルの会長であり、優勝ジョッキー角田は、角が成ると馬になる ことはご承知の通り。この2001年ダービーの予告レースでも、チェックメイト(詰み という意味)が発射しており、演出サイドには、将棋への顧慮は働いていると見る。
 将棋界には、7つのタイトル戦があり、この7つ全てを同時に手中に収めた空前絶後の唯一の棋士が羽生善治であり、この羽生が6冠を奪取した快進撃の年1994年には、日本競馬史上に残る大記録を打ち立てたスーパーホースが競馬界を席巻し、年末の有馬でも古馬を寄せ付けなかった筈だ。
 昨年の10月10日の、毎日王冠。当時の毎日新聞が主催する将棋タイトル2つ 名人と王将を共に手にしていた森内現名人の誕生日に当たる日に行われたこのレースで、森内先生に因む馬券が出ないわけは無いと踏んだ私の読み通り、一番人気テレグノシスが勝つ。将棋ファンだけ知っている常識だが、森内先生の御師匠は勝浦9段である。鞍上は勝浦正樹。横浜生まれ育ちの名人に因み、2着には横山のローエングリン。

 名人戦第3局直後の、渡辺竜王のテレビ出演がある日の中央競馬、将棋がどう反映するか。私もアマ5段であり、知り合いに渡辺竜王の弟弟子もあり、所司和晴先生門下の竜王と名人戦、大いに智恵を絞る。
 将棋連盟は今年81周年を迎え、これは将棋盤のマス目が9×9で81あることから、盤寿 と呼んで祝賀の年である。高校生の育てた馬ユメロマンが中央でデビュー勝ちした馬番が1番8番で何かの大レースのサインと踏んでいたが、角田晃一 や和田竜二 の動向に注意している。京王杯の京王とは、東京と八王子のことだと理解しているが、史上最強棋士といわれる羽生善治、武豊と同様畠田理恵という芸能人を娶り、所沢出身と記載されているが実は八王子育ちで中学生でプロ、19歳で竜王となった、武豊 イチローと比肩する天才の呼称の似つかわしい数少ない我々の同時代人、正直私は今宵、競馬より先に名人戦の心境だが、馬は走る。
 文中、ダービーの予告レースで、ジャングルを教えるのは 「詰み」 という馬だったとお話したが、今年のそのレースを勝ったのは、仄かに 「3冠」 を匂わす馬名であることを申し添えておく。

渡辺明 1984年4月23日生まれ東京都生まれ

 御本人には記憶が無かろうが、このお誕生日の直前に皐月賞を制したのがあのシンボリルドルフであり、お生まれの直後の天皇賞がモンテファストである。ルドルフの頃の赤ちゃんが今や将棋界の天下人に在り、将棋台の傍らで赤ちゃんをあやしているのである。

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涼しげな夏

2005年05月13日 15時54分30秒 | Weblog
 先週のNHK5枠9番ディープサマー、明日の立夏賞のサインだと思って待ち構えていたが、5枠9番パラダイスリヴァーは○○・・・○。

 立夏ステークス、このレースは例年翌日に組まれた夏木立賞と、例えば2000年はともにゾロ目で決まるなど、面白い関係があるが、今年は・・・

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やや混沌

2005年05月13日 15時30分18秒 | Weblog
 「優駿」7ページの クラシックホース復活の激走! と題し、ダイワメジャーが大写しになっていることから、今週どこかで、ダイワの馬の発射だと思うが、明日の東京10R 12Rと4枠にダイワが居り、これが挟むメインの4枠示唆か、それともどちらかのダイワなのか、いずれ、やや薄めの人気での発射で無いと有り難味も薄いが。この7ページが先週も発射した桜花賞馬ダンスインザムードに通じるとは考え辛く、思う。
 ダイワの一方、東京競馬場新スタンドオープンのJRAの文字が エア の勝負服であること、忘れてはいない。日曜の京王杯7枠が改めて溜息のGⅠホース3頭の同居で、これが飛んで欲しいが、もし飛ぶならその余波、飛沫は土曜から跳んでいようから、大章典7枠のエアセレソンらも含め、深慮を研ぐ。
 御紹介したRDから、京王杯のウインラディウスの8枠は示唆されたレースの位置と同一である。明日、ビッグタイムが4頭居り、また人気薄に期待するが、やや手広めでオッズに注目。
コメント (2)
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カフェ?

2005年05月13日 14時57分27秒 | Weblog
 日曜の京王杯スプリングカップの枠順を見て、第一感、宮記念で人気で負けたプレシャスカフェがその時と同じ6枠12番に入ったのが目を惹く。「優駿」50ページの、キングヘイローのページで、皐月賞2着時の写真でセイウンスカイの横山が目を惹き、このときのキングヘイローは6枠12番で2着している。馬の能力絶対値というよりも豊の好騎乗で勝ったというつくりのアドマイヤマックスも隣に居り、GⅠを下馬評ではやや不足と言われつつ勝った馬が次の重賞で勝つ割合がどれほどのものか、カルストンなど思い浮かべるが、このカフェは一考ではないか。

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