地震はじめ、突発的事象にどう馬券的に対処するものか、その競馬会の融通性は私には計り知れない。ゲートが開いた瞬間には既に予定された結果は全ジョッキーの頭に織り込まれているはずだが、昔アサデンコウのこともあり、今日、都心では、直径1cmほどの雹まで降り、電車は止まり、八王子ではプラントの屋根が飛んだほか、民家の被害も報告される。私には分からない。が、あることで担保してもらいたかったデザーモ不発で、私は京王杯の結果に首を傾げる点はあるものの、GⅠホース3頭を並べた7枠のの予定通りの消去の意味、いま少し掘り下げてみたい。
先週、牡牝入り混じるGⅠで牝馬がワンツー。今週も、同じ7枠の社台の勝負服の牝馬が1番人気で、極めて疑わしく思われた。牝馬GⅠの前週である。
オークスは、桜花賞馬を間接的に際立たせる結果にはならないはずだ。別のNO,1 決定戦として挙行される意味合いは保持されよう。また、7枠のエアが発射したことで、再びエアメサイアが7枠に入ってもこれを強く採り上げまい。
「優駿」66ページは、岡部さんの思い出を採り上げた、古井由吉先生のエッセイ。そこで思い出の岡部幸雄のオークスが語られている。