前記事にて、ダービー脚本レースと近年ダービーを見渡し、2005年 ディープインパクト勝利以降、去年の 枠連 1-5 までのお話を申し上げた。
もう少し、遡り、それ以前の歴史を申し上げる。
2004年 この年への該当レースは特殊な脚本レースだった、このレースでは、5番と端から12番目が同じ要素の揃う出馬表で、一方は注目された馬の配置だった。ダービーは 5番 ハーツクライ 12番 キングカメハメハ で決まる。
その前、2年は、共にこの該当レースが藤沢和雄厩舎の連発で、ダービーも、2003年 ゼンノロブロイ 2002年 シンボリクリスエス と藤沢さんが2年連続2着する。
その前は、該当レースが最内優勝、ダービー2001年が大外 8枠18番 ジャングルポケット 優勝
その前、また2年続けて、該当レースは1枠の発射。ダービーも、2000年 エアシャカール 2着 1999年 アドマイヤベガ 優勝 で、1枠が連続発射。
その前は、武豊該当レース人気薄で発射に対し、ダービーはスペシャルウィーク 武豊 初勝利。
その前の年。特徴的な「不発」の告知で、ダービーは 1番人気 メジロブライト 単2.4倍 の1番人気で3着まで。これを告げた該当の脚本レースも、メジロの馬が人気で沈んだ。
その前もまた特徴的で、実に該当レースでは最下位に終わった小林稔厩舎。これが、1996年ダービーでは、7番人気 フサイチコンコルド で優勝を果たす。こんなことも遣るのか、と驚く!
脚本レース、予告レースと申したが、同一要素の不発、また逆転要素をも孕む仕掛けと見受けられる。
その前の年は、両者とも14番ゼッケンの優勝 ダービーは 7枠14番 タヤスツヨシ だった。
その前が、該当レースが、今は調教師、南井騎手の発射で、ダービーは 南井のナリタブライアン圧勝。
その前の年は、該当レースが同一要素2頭のワンツー。これに対し、ダービーも同一要素と呼べる、馬事公苑・花の15期生、柴田政人 ウイニングチケット 岡部幸雄 ビワハヤヒデ この同期生2人で決着する。
その前の年、共に13番が発射し、またダービーは小島貞博 ミホノブルボン 優勝 これに対し、このレースも小島さんの発射。
もうその前の年まで両者を睨み見ると、あっ!として言葉を失くすほど。
もう両者が相呼応し、一方が一方を意識した上、即ちダービーでは脚本、ベースの1つとしてこのレースを元に上演し続けて来ていることは明らか。
偶然の積み重なり、余りに偶然にしては、揃い過ぎる事象の集まりを目前にした時、雑然たる大宇宙に秩序らしきを観た宇宙物理学者が「神」を微かに想定すると同様、ここには人為、知的意思の反映を察知する方が、客観的で知的な態度ではなかろうか。
明日午後、出馬表発表を経て、この脚本レースの詳細を、御登録の皆様方にも、初めて申し上げるのが楽しみである。
現時点で、意外な結論が見えている、今回の 第81回 日本ダービー
この該当レースとは、〇年前のあるレース。探り当てられる、データに強い方、また丹念にレースの記憶をとどめておられる方も数多いだろう。
向こう(JRA演出側)にも、歴史的に決め事としていることが在るのだ。
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